魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

どこへ転換

2008年10月30日 | 大転換

冥王星→山羊座は、ワットの蒸気機関から250年目の大転換だが、じゃあ、どこへどう転換するのだろう。

原子力が再評価されてにぎわっているが、日本経済が怪我の功名で
消去法の評価で円高になったのと同じだ。

他に選択肢がないから人気しているが、考えてみれば、原子力といっても、現在の原子力発電は蒸気機関の発想と何も変わらない。
原子炉の熱で蒸気タービンを回して発電するだけだ。
爆発を直接エネルギーにするガソリンエンジンより旧式だ。

原子爆発を直接エネルギーにするロケットは研究中だそうだが、何時のことやら。
もし、原子力が次世代エネルギーになるとすればこのあたりだろうが、それでも燃料問題は解決しないし、リスクが大きすぎる。

今から出てくるものは、この250年の方法を一気に転換する新技術か、あるいは逆に、新技術に頼らない生き方だ。

新技術の可能性として考えられるのは、「核融合」だろう。
これからの20年で、かなり目鼻が付きそうだ。
百年ぐらいしたら、核融合電池みたいなものをポケットに入れて歩くかもしれない。

別の生き方
画期的な発明がなくても、心を入れ替えれば、人類はスローライフで生きられる。
石油があるから、自動車や飛行機を思いついたが、悪事から更生する時がきた。

その気になれば、自動車は太陽光で走れるし、飛行機も飛行船にすべきだろう。
自動車を否定はしないが、今の北京をみていれば、ちょっと前の「自転車の北京」の方が、はるかに美しかった。
移動の基本を公共交通機関として、徹底した工夫をすれば充分まにあうはずだ。

飛行機は太陽電池に覆われた飛行船に換え、気流を利用して飛べば意外に便利だろう。成層圏に宇宙基地ができるかもしれない。
電気は月からレーザーで送れば太陽エネルギーも利用できる。

まあ、素人には夢の話だが、科学者にはもっと大きな構想があるだろう。
夢をかなえるには、「ケツに火がつく」ことが必要だ。

今、人類のケツがぼうぼう燃えている。