視線を注ぎ続ける中、11時8分、南方向から1頭のアサギマダラが飛来しました。この秋4回目の飛来です。植えているフジバカマの区画を言わば縦断する形で飛び、その端に在る花に止まりました。直ぐに妻に大きな声で知らせましたが妻が来た時には既に飛び立った瞬間だったことから妻はアサギの後姿を観るだけで終わりました。滞在はほんの数秒、シャッターを押す時間も生まれませんでした。アサギが止まった花が在る場所に至る迄には多くの花が在ったのですが何故、その花を選んだのか、数秒間とも云える短い滞在時間はどうしてだったのか、疑問が湧きました。もう、蜜が相応しくない状態に陥っていることが考えられます。飛び去った方向は東側でした。ついでに1つ。アサギは臭いを感知してやってくるのでは、とも妻は云います。もしかすると、本当にそれは“有り”かも知れません。勿論、この場合については私共人間には無い能力ですが。