クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

「夏越しの大祓」と「茅の輪くぐり」、そして「水無月」

2020年06月30日 | ブログ

今日で1年の半分の期間が終わります。これまでの無事に感謝し更に、この後の半年の災厄を除く為に毎年、全国の神社では「夏越しの大祓」と「茅の輪くぐり」が行われている筈です。神社によっては別の日に開催される所もあるようですが、私の住む地域の神宮では今日です。私が関係していたときは3日程前の、天気が良い時に近くの河原へ出向き其処から茅を取ってきて輪を作っていました。参拝の方々がその輪の中をくぐり抜けられるのですから、輪の直径もそれに対応する大きさでした。計3回、左→右→左の順でくぐり、その時は「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶというなり」などの文言を口にしながらでした。当日の祭事では夕刻から拝殿で先ず大祓いが行われ紙製の人型が配られて、受け取った方はそれに自分の息を吹きかけ、それで全身を撫でていました。その後が境内での茅の輪くぐりでした。今日はまだ、未明から続く激しい降雨があり強風まで伴っていますので果たして開催が可能かどうか。我が家では妻が拘って毎年、小豆が入った外郎「水無月」を作ります。写真を添えます。

もう1度 ソテツとハンゲショウ

 

 

 

 

 

 


初めての試み 山椒入りパン焼き

2020年06月29日 | 日記

私が使っているパン焼き器の取扱説明書では色んな種類のパンが焼けることが紹介されています。機器購入後暫くは新分野への入門による好奇心から多くの種類のパン焼きに挑戦していましたが相当以前から何も具材を入れないものだけに絞って焼くようになりました。それが一番単純且つ、美味しさが感じられますしパンケース内部のフッ素加工に影響がないからです。ナッツなどの固めの物を混ぜていたケースではフッ素加工が剥げてパンがくっつき、パンをケースから取り出し難くなっていました。昨日の焼きで401個目を迎えましたが、今回は珍しく加え物をしてみました。山椒の葉です。若芽の時季が終わっている為、緑濃い葉を使う事になりましたが小さく刻んで使用しました。結果については略予想どおりではありましたが香りは微かでした。葉の量の関係なのでしょう。そして、塩味がなんとなく感じられました。これはこれまでにはなかったことです。全体としてはパンの色合いも、全体に散らばった緑の存在も、香りも味も何も問題ありませんでした。次回は紫蘇の葉を考えています。


「目を閉じてはダメ!!」

2020年06月28日 | ブログ

人が日々の生活を続けていくうえで大凡に於いて必要なのは社会に対して両目を見開いておくことです。時と場合によっては片目である必要も出てきますが。しかし、今回の「目を閉じてはダメ!!」は人の死に際してのことです。前述の表現は私の同級生が亡くなった当日、その仏壇前で安置してあった彼に私が呼びかけた言葉です。「目を開けなっせ」とも付け加えました。癌による余命が告げられていて覚悟はしていたのでしょうが、私としてはとても残念、悔しさでした。少し前に彼から医師による宣告のことを告白されてはいたものの、そんなに早く“その時”が来るとは思いもしませんでした。中学での同級、その後の勤務先も同じで永年付き合ってきた関係でしたし、死はこの上もなく早すぎました。数日前、勤務先がやはり同じだった後輩から電話が入りました。余程の用件がないとそういうことはないのですが、同じ勤務先での他の後輩(女性)が亡くなられたことの知らせでした。私よりかなり若い年齢なのです。昨年7月、ある会の席でお会いしたときは正に何の悪い変化も感じませんでしたのでまたまた、驚きでした。死までの経緯については電話の方からは何も聴かずに受話器を置きました。翌朝、喪服姿でご自宅を訪ねました。行ったことが無い地域でしたのでネットの地図で調べましたが、分かり易い場所に女性の家がありました。生憎、皆さんご不在でした。お悔やみのメモを郵便受けに置いて帰途に就きました。その翌日、ご主人様からお電話を戴きました。死因は癌とのことでした。11月にそれが判明した折には既にステージは4だったそうです。そして亡くなられたのはあと1時間余で日付が変わるという時であったそうです。死亡のその日は何と、彼女の実のお母さんの誕生日に当たっていたとのことでした。職場の関係では私はこれまで3人の女性の死に遭遇しましたが、最初は幼子3人を遺された方、次は性格明るく常に笑顔だった方、この方は暫く音信が途絶えたため疑問に思っていましたが事後にご主人からお聴きしますと1年間も意識不明だったとのこと、そして今回の方です。何れも私より遙かに年齢が若いのに・・・・。合掌


心変わり

2020年06月27日 | ブログ

買い物の為、玄関を出ました。豪雨が予報されていた中ではありましたが丁度、雨は止んでいましたので車利用を取り止め歩いて行くことに変更しました。数歩進んだ時、目に止まったのは家屋に隣接している空き地に生えている「ネコジャラシ」でした。公道に近い場所のそれは特に見苦しいことから買い物行きを一時停止して草取りに入りました。その数は僅かでしたので直ぐに終わりました。その後の買い物行きは何故か車利用に考えが戻りました。自然現象に合わせるかのごとく私の心も安定を欠いていました。

コンデジ、遂に、機能完全消滅

今朝、撮影しようと被写体に向かってカメラを向けましたがスイッチがなかなか入らず、入ったあとはカメラ内部で何か部品が、或いはネジが外れて転がるようなカラカラという音が出始めました。そして勿論レンズの繰り出しは行われずピントも全く合いませんでした。そしてその後、完全にカメラの機能が失われてしまいました。万事休す。修理か、買い換えか、判断に迫られています。

初めて観た虫

写真の虫は形、行動は蝿に似ていますが体色が全く違います。玉虫を思わせる色彩です。動きを停止することが全くなく、自然の状態では撮影出来ませんでしたのでガラス瓶で捕らえましたが、瓶の厚さも加わって納得いく写真は撮れませんでした。

みんな違ってそれぞれの存在感

葉の形や向きはそれぞれが異なっているようですが、全体の姿としては纏まっています。自然の生け花、と表現出来そうです。


庭にて2景

2020年06月22日 | 写真

 

生活感1つずつ・・・

我が家の庭から見える近所の新築家屋、その4面で成り立っている家屋の1面を正対の形で目にすることができ1つずつ、ひとつずつ其処に生活感が感じられるようになりました。作業員の方による窓を開けての屋内への風通し、窓拭き、その後のシャッター下ろし、全ガラス窓に貼り付けてあった注意書きの取り除き、TVアンテナの取り付けです。いよいよ、入居間近かであることが予想出来、私に無関係と思われることではありますが社会がプラス方向へ動くことに何となく嬉しさが訪れます。


クチナシ、ムクゲ、ソテツの新芽

2020年06月19日 | 植物

クチナシには背後で咲き誇っているアジサイの紅色を添えました。ムクゲは今、真っ盛りです。写真の花は木の先端付近にあったものですが、蟻が多数這っていました。蜜タップリなのでしょうか。ソテツの新芽は何と、過日、伐採して放置している切り株から生まれました(写真中央の数本の白っぽいもの)。伐採時に9個の切り株が出来ましたがその中の1つで元々、樹の先端で毎年、新芽を出し葉を茂らせていた部分です。あと少し様子をみて場合によっては何処かへ移動させてオブジェにしようか、と思っています。なお、放置の他の切り株にも幹の周りに新芽が出てきていますし、それに自生していたランも相変わらず生存し続けています。土は在りませんので正に、水分のみでの生きながらえです。写真は左からクチナシ、ムクゲ、ソテツの新芽の順です。

  


「弥勒菩薩」を思い出させます

2020年06月18日 | ブログ

 徳島阿波おどり、本来なら今頃は夏の本番に向けて凄い緊張感の下、稽古が熱を帯びている時期ですが、今年は開催見合わせになり踊り子の皆さんはどうされておられるのでしょうか。本番は消えてもそれで終わる事は考えられませんので、稽古は変わらず続いて入ることでしょう。そして時期到来の折は何処かで演舞は観られる筈です。計8回、現地を離れる日を含めると全64日間の滞在でしたが、その当時の私の頭の中に存在していたかどうかの記憶がありませんが、或る「連」の存在についてです。撮影行では充実感と満足感は確実に得られていましたので、譬えその「連」が範疇に無かったとしても後悔は全くありません。同地訪問から遠ざかってから約10年、動画をPCで観ていて分かったのですが、前述「連」と出会い、その踊りの姿に今は嵌まり込んでしまっています。PC上での閲覧はその「連」に限ってしまった、と云えるほどです。どの「連」にも必ず、観ている者をうっとりさせる踊りをされる男女はおられるのですが、その人数は少ないように感じます。しかし、前述の「連」ではその数が多いうえに踊りそのものの姿も何処か他より勝っているように感じます。特に女踊りです。恍惚となります。両手10本の指先までが優しく、軟らかく、滑らかに、しなやかに、品格を持ってまるで其処だけが身体から独立して別個に生命を持つように動きます。「弥勒菩薩半跏思惟像」の手を思い出させ、圧巻のそれは「かっこいい」の一言に尽きます。所謂「有名連」はどの「連」も観るべき対象であることに間違いはありませんが今、記した「連」は踊りそのものを観るには絶対、絶対、絶対外せません。


私の三位一体

2020年06月17日 | ブログ

私が買い物に行くスーパー3店の商品陳列棚から求める品が姿を消してから相当の期間が過ぎました。しかもそれらのその後の入荷時期も全く不明とのことで、それはコロナの影響だと想像されます。昨日、定例の買い物に、内1店へ行きました。予定していた品を籠に入れた後、念のため品切れとなっているAの商品棚の場所へ移動しますと何と、目的の商品が陳列されていました。ビックリと喜びが起きました。手を伸ばして品を取り上げようとしたとき、ハタと思いとどまりました。その品だけが在っても他の2種、BとCの品が揃わないと調理は出来ないからです。これまでその店でB、Cを購入したことはありませんでしたが、店員さんに問いかけてその陳列場所へ案内して戴きました。しかし、品切れでした。もし在庫があれば購入するつもりだったのですが脆くも思いは崩れてしまいました。Aを買ってもそれが生きなければ無駄になります、消費期限がありますし。A,B、Cはそれぞれ別の店で購入することが殆どの為、それらの品が揃うことを確認するのはヤオイカンことです。Aについては先般はネットショップを利用してみましたが価格がかなり割高で、B、Cも通常私が買っている価格の数倍高い表示となっていますので、その利用にも極めて慎重にならざるを得ません。私の三位一体は超難題です。


半夏生 

2020年06月16日 | 植物

庭の池には水は入れておらず、以前は鯉を入れていたのですがその池掃除では周囲から崩れ落ちた土の除去でその度に腰を痛めていたことから廃止しました。その後、土は変わらず入り込み続け僅かな高さに積もった状態ではありますが、雑草が生えるようになりましたので観賞用の植物を植えることにしました。そこで植えたのが「半夏生」です。冬期はその片鱗さえも姿はありませんが時季が来ますと立派に育ち上がり更に、その特徴である白い模様が葉に現れます。先端付近の1,2枚程度でしょうか葉の半分ほどが白くなります。この2,3日前から数本でその姿が観られるようになりました。半化粧と称されることもあるようで、そう書いても少しも違和感は生まれません。今、池全体に繁茂していますが化粧済みのものはまだ、僅かです。写真を添えます。


3度のチャンスに対応出来ませんでした

2020年06月12日 | 写真

昨夕から今朝までに3度のチャンスが訪れましたが何れの場合もそれを捉えることが出来ませんでした。アゲハ蝶が両方の羽根を拡げた姿を撮影できなかったのです。その最初は昨夕で、カメラが異常になりピント合わせが出来ず、後の2回は今朝で、カーテンを開けるときでしたのでカメラの携帯はなく、更に1回は他の被写体にカメラを向けているときでした。1番に開花したアガパンサスの花にアゲハが今朝までずっと留まり続けた、その間の3回です。常に携帯しているコンデジに異常が出るようになりました。私の、ちょっとした不注意が引き起こした故障のような気もしますが、レンズの繰り出しが正常に機能せず従ってピント合わせが殆ど不可能となってしまいました。今後どこまで使用し続けられるか疑問ですが、暫く様子をみるしかありません。問題は、もし現所有のそれが使えなくなったときの判断で、コンデジの買い換えか、所有して通常眠らせている一眼レフで対応していくかの問題です。昨日撮影の写真2点を添えます。

 


悲惨な門出、アガパンサス

2020年06月11日 | 植物

今朝、アガパンサスの花が1つだけ開花しました。12本が育っているアガパンサスのそれぞれに10~20個にも及ぶような花の蕾が付いていますが、その内の1本で、しかもその1本に付く多くの蕾に先駆けての1個の開花となりました。昨日までは焼け焦げるような暑さが続いていましたが今日は朝から強風と豪雨に見舞われています。その中でのラッパ状の小さな薄紫の花は梅雨時がその時季とはいえ今日の条件下では実に可哀想です。本来は地面に平行するようにして存在するのですが、強い雨と風の影響で下向きになっています。早く咲いたばかりに悪条件に耐えなければならない局面に陥ることになりました。写真を添えます。