今日で1年の半分の期間が終わります。これまでの無事に感謝し更に、この後の半年の災厄を除く為に毎年、全国の神社では「夏越しの大祓」と「茅の輪くぐり」が行われている筈です。神社によっては別の日に開催される所もあるようですが、私の住む地域の神宮では今日です。私が関係していたときは3日程前の、天気が良い時に近くの河原へ出向き其処から茅を取ってきて輪を作っていました。参拝の方々がその輪の中をくぐり抜けられるのですから、輪の直径もそれに対応する大きさでした。計3回、左→右→左の順でくぐり、その時は「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶというなり」などの文言を口にしながらでした。当日の祭事では夕刻から拝殿で先ず大祓いが行われ紙製の人型が配られて、受け取った方はそれに自分の息を吹きかけ、それで全身を撫でていました。その後が境内での茅の輪くぐりでした。今日はまだ、未明から続く激しい降雨があり強風まで伴っていますので果たして開催が可能かどうか。我が家では妻が拘って毎年、小豆が入った外郎「水無月」を作ります。写真を添えます。
もう1度 ソテツとハンゲショウ