ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

たまにはまじめに。

2006年01月17日 23時34分21秒 | リサーチ
最近、気になるもの。

会話分析、エスノメソドロジー。それから、バフチン。

日本語の授業でコミュニケーションがどのように成立しているかということを明らかにするためにはどうしても欠かせない。日本語の授業で学習者と教師がやっているのはコミュニケーションでしかない。もちろん、そこで現れる「言葉」は、母語話者同士とのそれとは少し形を変えて現れるので、分析は一筋縄ではいかないけど。

教師は学生とのコミュニケーションをとおして何かを伝え、状態を把握し、次の展開を考える。学生もコミュニケーションをとおして自分がこの場面でやるべきこと、学ぶべきことを知り、自分のパフォーマンスを少しずつ変化させていく。というわけで、教室で指導や教授、学習が行われるといっても、結局実際に行われていることはコミュニケーションでしかない。もちろん、ここでいうコミュニケーションというのは、単に「情報の交換」を超えてもっと広い意味でとらえないといけないし、実際に広く捉えようとすればするほど分析は大変なんだけど。

日本語教師と大学院生と両立させることは大変だけど、お互いにええ風に関連させていきたいな。

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