pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

桂米朝一門会@国立演芸場1列センター

2016-10-29 23:02:08 | 落語・講談

米朝一門会ということで久しぶりに国立演芸場へ。こんなところで運を使ってどうする・・・まさかの最前列でした

私のお目当ては吉弥さんと若旦那、米團冶さんだったんですが、意外にも(失礼!)ざこばさんの「子はかすがい」に泣かされました。

ざこばさん自身、ご両親や身近な方が離婚されているので「この離婚の系譜を断ち切らんと」という思いで結婚生活を続けてきたそうです。けれど、お嬢さんがバツイチに・・・というリアルなマクラ。

きっとざこばさんも子どもの頃につらい体験があったんだろうなあ。。という思いでみたせいか、別れた夫婦それぞれの想いも、子どもの想いもなんだか切なく泣けてきました。

その昔、泉ピン子さんたちと「テレビ三面記事」に出演されていた(何年前)イメージが強かったんですが、やんちゃな面影はそのままに、人生の機微のようなものをうまく表現される噺家さんなんだな~と、好感が持てました。

吉弥さんはちょっと色っぽい夜這いの噺で「お玉牛」

トリの米團冶さんは兵庫県における尼崎市、神奈川県における川崎市、関西における京都の立ち位置など、「あ~なるほどねえ・・」と思える楽しいマクラのあと「では、京都の噺をひとつ。」と、はてなの茶碗に入っていきました。

固く言ってしまえば、「付加価値」と「柳の下のドジョウ」のお話だと思うんだけど、何故かこの噺を聴きながら、今評判のピコ太郎さんは、この先どうなっていくんだろう。。。という思いが頭をよぎったのでした。

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