Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

若年者への精神的影響

2013-03-02 | 歴史・時事
一昨日の新聞を見るとネットでの未成年者への性的接触のフォルムが摘発されたとある。三十件ほどが家宅捜査にあって、投稿の文章などが証拠として押収された。二十代から七十代までの男性が未成年者と知りながら性的な内容の交流をしたというのである。実際に出会った者もいたというのだが、容疑を認めているため逮捕者は出ていないという。

恐らく問題になるのはネットにおいて未成年者とどのように同定できたかだろう。しかし、写真とかではなくその文章による交流内容によって性的被害者として認定するのは問題ないであろう。侮辱罪とかと同じで、なにも物理的な被害が無くても被害は被害なのであろう。

日本のネットでルーマニア人少年の犯罪が目を引いた。いま欧州でも最大の問題となっているのがEU加盟のこのルーマニア人の扱いだろう。生活が出来ない、仕事が無いことからの生活難民を自由に動けるEU内で増やさないことが課題となる。

同じような状況は各々の東欧の国でもあるのだが、その状況がそこではとても悪いに違いない。スラヴ人とラテン系との交わりのルーマニアには南欧特有の気風もあるに違いない。それにヴァルシャワパケットの中でも悪質な独裁が敷かれていて独裁者家族が一気に処刑された経過でもその国の劣悪さが分かる。

欧州や東京だけでなく世界中に同じようなルーマニア人が生活を求めて散っているには違いない。盗癖は養育環境などにはよらないと思われるが、強盗殺傷となると可成り荒ぶれた家庭環境を想起させる。

外国の安い労働力を手軽に調達し続けているドイツにおいても ― 昨日も手に職を持った配管整備や看護師のような職種の外国人も高等教育を受けていなくとも人手不足で積極的に受け入れると発表された ―、そうした外国人のドイツの社会への統合が最も大きな課題となっていて、要するに吉祥寺で起こったような外国人を生まないことが重要なのである。

そしてこの事件から想像されるのは、表面上は厳しい島国日本の出入国管理もずさんであって、その後の外国人への目やバックアップ体制も疎かになっているという現実であろう。こうした事件の背後には、なにも軍属の米軍関係者だけでなく、数を数えられないほどの社会問題化している場合が存在していることは確かであるのだ。



参照:
張りぼて大男の大切な仕事 2009-06-30 | 生活
ノーパートナー・デモグラフ 2006-09-24 | 女
悪夢の特命潜入員 2005-09-01 | 雑感
ルーマニアのシャドネー 2004-11-22 | ワイン

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