人に知らしめす行為とは

昨日ラジオニュースで広島での発見の報道があった。以前から知られていた投下後のきのこ雲の写真である。存在は知られていながらプリントが失われていたもののようである。

本年最初の水曜日はシーズン二十五日目である。スポーツ医者とは久しぶりであった。ツヴァイブルッケンの若い選手のトレーニングキャンプのVIDEOリンクなどを送ってきて、新しいところを試みたいなどと電話で話していたが、最終的には上手に導けた。

先ずは五級マイナスのオヴァーハングでウェーミングアップをして、続けて横の六級のそれに向かった。技術的に大変難しく、踵を使わなければいけなかったようだが、先にザイルをかけて誤魔化しながら登り直したりして練習した。技術的に大変練習になりそうなので、完璧な登りを見てから繰り返し練習してみたい。

そうこうしていると思いがけなく先日若者が表れて「みたよ」とか言ったが、何を見たのかわからないので無視して、今年の計画やアイスクライミングなどの話をした。山靴は持っているようで一緒にきそうである。パートナーを変えて一緒に登るのは当日は辞退して、メールで連絡することにした。

その後は、六級以下の全てを片づけるために六級マイナスの凹角を登った。昨シーズンと全く同じようだったのようで、肩の痛みを避ける場所以外は完璧に登れる。嫌がる相棒には先週金曜日に登った、より快適な同じ難易度の隣の凹角を無理やり登らせた。比較的きれいに登れたので本人も満足で、繰り返し登るように指導した。その成果が出たのか、次に同じ難易度の短めの垂壁を試したが、比較的上手くいった。僅か各々四ルートの成果であったが初見が二ルート、三ルートで充実した練習ができた。

注文したアイススクリューが届いた。説明書を見ると、肝心の注意書きが載っていない。スクリューを回す取っ手の部分でザイル破断の危険性を示す図柄は見つからない。明らかに重要な二つのピクトグラムが欠けているとしか思われない。一つは、使用時には取っ手を戻すこと、一つは取っ手を戻さない侭使用して滑落した場合は耳の所でザイルが破断する図柄である。このあたりにブラックダイアモンド社の製品には全幅の信頼がおけない原因がある。シナで製造されているとかどうかの問題などではない。



参照：
見捨てられた市民の義務？　2012-04-27 | マスメディア批評
遥か遠く福島への認識の侵食　2011-03-28 | 文学・思想
ワイルド・カントリ-『ヘリウム/カラビナ』　又、自主的リコ－ルの情報　(Ken Funahashi Blog)