Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

少しでも良いように変える

2013-12-29 | アウトドーア・環境
「東京を変えて、日本を変える」、東京都知事候補宇都宮健児はそう言った。その行政の長としての実力は分からないが、市民運動の力を示すためには注目の選挙となるのだろう。日本ではありとあらゆることがおかしくなってきている中で、東京都民は世界になんらかの理性を示すことが出来るのだろうか。沖縄も秘密保護法も片付いた以上もはやワシントンは安倍を必要としないのであろう。そのような風が吹いている。

室内壁第十九日目の金曜日はBASFの農民とであった。彼は、自己の実力以内で確実な実力を示す安定したクライマーであるが、もう一息スポーツクライミングの実力をつけてもらいたい一人である。アルパインクライマーでない限り、もう少しスポーティーな技術が無いと限界が低すぎるからだ。

こちらもその方針に配慮して練習することになる。なによりもレッドポイントで全くザイルの助けを無くフリークライミングを続けて行うのは可成り疲れる行為である。だから昨年までは彼と室内で練習するのは辛かったのだが、自分自身の技術的な限界が上がったことと、何よりも長い距離を登る実力が付いたお蔭で十分に付き合えるようになった。

二時間続けて、二人だけで登り続けて、完全にレッドポイントで通した。彼の限界である六級マイナスからは彼の方がトップロープやザイルにぶら下ることはあったが、良く登った。そこの壁では初めて六級を登ったらしい。

オーヴァーハングは一ルートしかなかったのだが、こちらも結構腕が疲れた。なにせ水曜日の夕方に限界まで登ったのであるから当然なのだ。彼がレッドポイントで登る限りこちらも決して休めないのである。技術的には問題が無くても、それなりのプレッシャーになるのだ。だから彼が問題なく登れそうなところは最初に登って貰って、その後を追いかけることで、幾らかの高度な技術を示しながら完璧に登るように留意した。しかし、こちらも気が緩んで不味い登り方をする場所もあった。

自分自身のとって興味深かったのはトップロープでしか登ったことの無い場所をリードで登ってみて、全く問題なく登れたことで、予想通りとはいいながら、昨年とは大分違う実力がついてきたことを確認できたことである。「ここの壁で正しく登れれば、南プファルツでも同じ難しさを登れる」と言う今年の証明と主張をいくらかでも理解してもらうことが出来たと思う。新年ももう一度一緒に登れれば、確実に彼の技術は上がるだろう。

2007年産のグラーフェンベルクのグローセスゲヴェックスを開けた。綺麗に熟成していても全くフィルン感は無くて、流石であった。成程培養酵母でステンレス醸造であるから、偉大な熟成は無い。それでも土壌感も十分で、液色もやや黄色いぐらいで最高の飲み頃であった。2008年のクリスマスプレゼントであったと思われる。来年は礼を言わなければいけない。



参照:
奥崎、安倍晋三を撃て!l 2013-12-28 | 歴史・時事
冬至過ぎてクリスマス休みl 2013-12-23 | 生活
慣れないと足元がふらふらするl 2010-12-28 | アウトドーア・環境

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