Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

精神活動こそが精力絶倫の素

2010-11-07 | 生活
結局、朝まで降り続いた。八時には出かけれる準備をしていたのだが、計画表を見ると八時過ぎの列車に乗らなければいけなかった。そんなに早くから雨が上がるとは思っていなかったので、仕方ない。それもフランス国境まで行くと雨が上がるのも遅い。断念してから暫くするとこのあたりの雨は止んだ。

疲れが残っていただけではなくて、心理的にも安定していなかったので、急ぎの用を何とか片付けた。

また週初めから急がしそうなので、何とか日曜日を有効に過ごせた。挨拶の原稿で父親のことに触れた。丁度、自分の今の年齢のときのことを思い出した。どうもその頃とその後の感じが違っているなと認識した。なにがどう違うかと言うと、精神的な活動の張りが矢張りその当時には感じられて、それ以降はかなり低下していたような印象がある。恐らく職業的にも頂点から落ちていっていたのではないかと想像する。

最も顕著なのは、その後にゴルフなどの中途半端な運動をしてお茶を汚す反面、精神的低下しかなかったのだろう。なんとなく中高年のその精力減退のようなものは分からないでもないが、体力以前に精神的な張りが先に落ちていくと言うのが高齢化なのではないかと考える。

しかし、ある年齢以上の者はどちらかと言えば健康とか何とか言いながら体力増強をしか話題としないが、実際は運動をしても気力が増す訳でもなくて、むしろ運動疲れのようなものが精力減退に繋がるのではないかと思われる。

体を使う時間があるぐらいならば、やはり脳を使う方が人類のとって遥かに大切であると思い直す一日であった。夕方になってまた雨が降り出した。

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