Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ヤッケを着て出かけた

2013-04-21 | 生活
シーズン最初に聖金曜日に一人で石切り場で登り、復活祭月曜日に登り、四回石切り場で登った。平均の難易度は六級マイナスぐらいだろうか。七級まで登ったので可也飛ばしている。初めてリードで登ったところも比較的新しいルートで二三回目である。まだ抜糸も済んでいないのみならず、右の鼻から膿が出てくるぐらいなので本調子ではないが、出だしがこれぐらいだとある程度はいけることは分った。

来週から再び夏日和になりそうなので、本格的に南プファルツの奇岩地方で登れるだろう。本物の岩壁での靴の具合が楽しみだ。本日は気温摂氏十度ぐらいで風が強く陽射しが無かったのでヤッケを着て出かけた。そして雨が降り出した。丁度新しいトレイルランニングシューズとポリエステル系の靴下のテストになった。

水滴を垂らした場合と雨の場合とは全く透過性や浸潤性が異なるのが検知できた。要するに雨の場合はある一定量までは表面張力の膜を作って通さないようになるようだ。その量を超えたときの反応などを見てみたい。靴下も冷たくならなかったので、快適なままであった。

シェーンレーバ醸造所から案内が来た。待っていたところである。2012年は、貴腐になるのが遅かったので辛口の年のようである。内容を読むと例年ならば濁りのようなものがあるところが、貴腐の割合が少なくなっているのでストレートで繊細なリースリングとなっているようだ。大変期待出来る。その反面、軽めに仕上がっているというから狙いどころは決まった。さて樽試飲に出かけるかどうか、考えどころだ。基本的には雑食砂岩のリースリングが本流であるが、実際に平素飲んでいる単純なリースリングはスレートが増え続けている。それでも雑食砂岩とは違う旨みがあるので、流し込むというようにはならないので、大事に飲めて送料や交通費が嵩んでも安上がりになっている。益々、量より質に向かっているようだ。

シベリウスの管弦楽曲全集が届いた。早速、交響詩や交響曲などを鳴らしてみたが、驚くばかりの質の高い演奏内容である。このような演奏を経験してしまうともはやどんなシベリウス解釈も受け入れられなくなりそうだ。それほど圧倒的にこの作曲家の語法を曝け出している様子である。言い方を考えれば、こうした面白さが無ければシベリウスなどはドヴォルザークやロシアの交響曲のように限定的な意味しかもとないかもしれない。しかしこうしたものを知ると、なるほどグスタフ・マーラーがどの交響曲を発表したあとの創作だと興味深くなるのである。全く異なるという意味においてである。それほどの独創性が理解出来る。



参照:
trail (rohner)
花見遊山のように探訪 2013-04-19 | 文化一般
政治への強硬な姿勢 2012-05-10 | ワイン

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