Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

頭を使った洗練さを求めて

2010-07-01 | アウトドーア・環境
ここ数日間が暑さの峠であろう。通常ならば八月半ばにかけて気温が上昇するのであるが、乾燥度が高く空気はそれほど温まっていない。その証拠に雲が出ると直ぐに涼しくなり、三百キロほど先で雷雨でもあると気持ち良い風が吹き出す。暑い時は暑く、南米の一流チームのサッカーのようにメリハリが効いている。今年の冬がそうであったように。

そのような理由で、少し遅めに石切り場へと向った。七時を過ぎる頃から温度は下がり、帰る頃には気持ち良くなった。そのお蔭で手に汗掻くことも無く、四本ほどを比較的快適に登れたのは予想以上の気持ち良さであった。

特に先週、初めてのルートに係わらず、ザイルのトップで登らされ、どうしても越えられなかった場所を、今回はトップロープで越えられた。更に一寸気持ちの悪い場所も色々と試せて、まあまあの成果があった。体調は、身軽さが増しているのであるから、もう少し良くても良いのだが、体の切れが今一つである。

ドイツのアルペンスキー選手であった医者が、自分が六十歳になったと驚いていた。夜九時過ぎに、ジョギングをしたり、いつものように牛肉を頬張っているが、客観的に見るとそこまでパワープレーに徹する必要があるのかどうかは疑わしい。頭を使った体の動きの洗練さも求めてこそ、この先十年二十年後に活きてくると思うのだが、二輪車で転倒したりと十代の若者のようなことをしていると体を壊すのも早いに違いない。彼は、スポーツ医であるが、今年内科の専門医の資格試験を受けたと言うことである。

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