Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

DLしたファイル形式ts.

2016-10-04 | テクニック
ネットを探していると、更に高品質なヴィデオが見つかった。今年の一月に臨席した世界初演当夜のArte生中継のデジタルTV放送の映像だ。二時間ほどのオペラ「サウス・ポール」が10.35GBの大きさになっていて、ファイル形式はts.と称するもので、上のデジタル放送を録画するときに使われるようだ。画像は1280x720, 9000 kbps, 50.000 fpsで、肝心の音声はAC3, 448 kbps, 48 kHz, 6 chと画像付きとしては最高域の質だ。画像に関しては、今まで保存していた3.2GBよりは良いことは明らかで、質感のようなものが違う。これほど高品質で解像度が上がるとブラジャーをしていないソプラノ歌手の乳首が気になる。当日の天井桟敷で見聞きしていたよりも迫力がある。音に関してはこれならばCDと変わらないと感じた。調べてみると、既にリュリのオペラも18GBのを落としていた。その画像には気がついていたが、クリスティー指揮の音は聞き直さなければいけない。

再生に関してはMPC-BEで全く問題ないので、音もWASAPIでそのまま楽しめる。但し天井桟敷一列目で覗きこんでいたのと比べると自由な視角が欠けるので、あれだけの細やかな管弦楽は中々体感としては得られない。この辺りが音楽映像の限界だが、これを以て音声をマルチチャンネルにするよりは画像をマルチにするべきだと確信する。勿論ファイルの大きさは数倍になる。しかし五年前にギガの映像でもあり得ないと思っていたが、もはやそれでも物足りないと感じるようになって来たから、まだ先数年は可能性があるだろう。因みにワイン街道では休日中グラスファイバーを新設を完了しているので、もしかすると近々ネット環境も向上するかもしれない。

週に三回走って、一回のボルダリングとなった。なによりも走りが良くなった。下りで時速13kmを超えた。加速のコツが身について来たようだ。大体200mほどは早く走れるようになって来た。それでも加速を入れて50秒ほど掛かっている。まあ中距離走ぐらいの走り方となっている。足場の悪さからするといつでもここまで加速できるようになれば充分だろう。但し現時点では長い距離は難しい。このスピードで、下りで長く走れるようになると飛躍的に早くなる。先ずはこれを長くするのが効果的だろう。

ここに来て体幹を使えるようになって来たので、意識してみた。なるほど臍で走るようになると、足の動きが自由になるだけでなくて、肩が揺れ無くなった、手を効率的に振れるようになった。体幹という言葉は使ってきたが、これが身に付くまで走り始めて数年が必要だった。特に下りで加速できるようになったのは大きいが、上りも大分楽だ。今履いている靴が壊れるまでに自己記録を更新したいと思う。気温が12度前後からあまり下がらないうちが勝負だろう。

下りで敢えて視覚を狭めて走っていると合流点などのカーヴも気がつかないで走り抜けていた。また、走行中の首が落ち着いてきたので、以前のように走り酔いすることも少なくなってきたかもしれない。そして、首が座って、顎があまり上がらないようになると、前傾姿勢で前足に体重が乗るようになって来た感じだ。準備体操の柔軟も効いているようで、小さなことの積み重ねなのだろう。ざっと計算するだけで総走行距離が2000kmに近づいてきているので、これでなにか身に付いてこないとおかしい。スキーや初心者の自動車運転と同じだ。



参照:
音楽体験の機会を奪う動画 2016-06-19 | 音
「南極」、非日常のその知覚 2016-02-03 | 音

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