Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

過熟成気味の今日この頃

2014-07-06 | ワイン
金曜日に初めてTV受信機を点けた。正月のノイヤースコンツェルト以来、今年二度目である。ドイツ対フランスとなるとその他の南米の諸国はどうであれ、フットボールは代理戦争である。我々独仏友好の催し物に関与するものとしては話の種として観ておかなければいけないのだ。

予想通りフランス人の動きは早いが、なんと言っても体格が貧弱なので空中戦になると簡単にゴールを許してしまう。反対にドイツ人は体格的な有利を生かして勝負したのは当然のことだろう。体格だけは今更どうしようもない。

両国での視聴率は大変な数になったということで、先ず観ておいてよかった。その後のブラジルとコロムビア戦もTVをつけたが、全く欧州のそれとは技も何もかも違うということで、次のドイツはネイマール欠場のハンディがあって何とかだろうか。

嘗ての大会と異なってフランスに勝利しても町の中は静まったままで。ドイツ大会の頃とは異なってその意識も大分変わってきているのだろう。決して熱が冷めているわけではないが、大分落ち着いた感じになってきているのだ。

シェーンレーバー醸造所からグーツリースリングが届いた。若干アルコール臭があるが、例年と比較してそれほど悪いわけでも良いわけでもない。あの価格でこの内容ならば送料さえなければ、やはり御買い得リースリングの一つに違いない。

実はアルプスから帰宅後直ぐに2011年産のグローセスゲヴェクスを開けた。青い片麻岩土壌のリースリングであり、直に瓶詰め二年後を迎えるからだ。結論からするとまだ早かった嫌いがあり、谷から抜け出ていたが、十分に熟成とはなっていなかった。更に若干酸が弱く感じられたのは、その年の特徴であり仕方ない。寧ろ残糖感さえ感じさせたのは残念であった。それでも土壌特有の締りがあったので、禍熟成気味の葡萄の年となった2011年産としては悪い選択ではないだろう。あと二本あるので楽しみである。明らかに2012年産の赤片麻岩や2013年産の方が期待出来そうだ。



参照:
高揚感も何もない話 2014-06-17 | 雑感
カモならず七面鳥を喰らう 2014-06-10 | 料理

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