Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

量よりも将来に目を向ける

2014-07-07 | 雑感
先日、オランダのマウリティフースが再開したことが話題となっていた。フェルメールの少女像で有名だが、デルフトの情景が素晴らしい。あまりにも人気が出て多くの観光客を迎えることになるが、美術館としてはそうした大衆動員の波が去ったあとの将来に目を向けているとあった。

先日購入した靴下は、まだ洗濯していないが、これまで使用した感じでは走りに影響を及ぼしていて、軽く流しても比較的良い感じで走れるようになった。靴下ごときで信じ難いのだが、どうも普通に感じる着地のときのそれがこの靴下ではリクラ繊維の配合がよいのか、それともダクロンのポリエステルがよいのか、とても衝撃の受け方が変わってきている。

今までは当然のことと思っていた足の爪先に感じる衝撃のようなものが、この靴下を履くとそのまま爪先の蹴りへと蓄えられる感じがするのである。要するに必要悪と思っていた衝撃が実は次の蹴りへの力となるのである。そのような発想は靴作りにおいてはよく耳にするのだが、薄い靴下においてそのような差が出るとは驚きなのである。

勿論一パーセント混じっているシルヴァー繊維は一週間何日も使っていてもも新品同様の履き心地に保っているようだ。恐らく寝袋の使ったような中空のダクロン繊維が成果を上げているのではないかと思われる。

こうして書くといかにも足の下にクッションがあって、足取りが取られそうに感じるがそもそも薄手の靴下において精々感じられるのは足底がフェルトのような感じがするだけで決してバネのようなおかしな感じはしないのである。走るのが楽しくなる。

ゆっくりと流して峠まで3283歩22分で気持ちよく走れた。登りは北面にもなるので八割方は木陰だったが、陽射しは暑くなる気配が漂いスピードを落とさせる。問題のデジャブの下りは、南側の谷の斜面の背丈の高い森のお陰で影も十分に得られた。頭が冴えたまま下りつけた。一時とは違って、最近また体調が回復してきたようだ。出かける前には74.5KGだった体重は37分のランニングを終えて帰ってくると72.3KGに落ちていた。土曜日には75KGを超えていたのとは大きな違いである。軽い朝食後にはまた74KG近くに戻っていた。

運動能力のことを考えればあと五キロほど脂肪を落とせば可也の程度に至ることは確実であるが、これだけの運動量をこなしていながら更に減量するとなるとパワー不足にもなりかねないので難しいところである。もう少しボールダーリングを続けて様子を見てみるしかないようだ。

アルプス行きの前に購入したクライミングパンツについても触れておこう。少なくとも今回の使用では少々の降雨ならば冷たくならずに気持ちよく使えた。流石に雨の日のハイキングではびしょ濡れになったが、冷たくて履いていられることも無く足が重くなることも無かった。同じマムートのトレイルランニングシューズとともに素晴らしい機能性である。小屋に帰って急いで干して、二時間もベットで横になっていると殆ど乾いてそれを履いて問題なく夕食して、その後は完璧に乾いた感じである。すばらしい性能であることは間違いない。あとは一度洗濯した今後どれぐらいの機能が維持されているかであろう。防水スプレーは必要かもしれない。



参照:
洗濯してみないと分らないが 2014-07-04 | 生活
ジャストフィットな色合い 2014-06-12 | 雑感
ガラスのような集中力 2014-06-25 | アウトドーア・環境

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