Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

期限切れになった皆殺し

2010-09-20 | 料理
皆殺しの小倉餡を日本から送って貰った。羊羹作りに勤しむためである。春の気候の良い時期にでも完成させようと思っていたが、結局忙しくて、賞味期限が切れてからの試作となった。

先ずは二通りの原料を使うことにして、一つは寒天であり、一つは葛である。先ずは最初のものから試してみた。既に寒天では昨年夏菓子を研究していたので、兎に角餡をお湯で溶いて、お汁粉にしてから、そこに寒天の粉を加えていった。

十分に粉を混ぜておいたので、特に塊が出来ることもなく、奇麗に仕上がった。

さてお味と食感は、所謂丁稚羊羹と呼ばれるそのものであり、コタツに入って冷やしたそれを楽しむといった按配である。要するに本練り羊羹とは全く別物であるが、これはこれで和菓子としてもなかなかいける。もう一つお汁粉を濃くして、寒天を硬めにすれば夏の和菓子としては申し分ないであろう。

お薄に合わす菓子としては、もう一捻りしたいと、次の機会までに勉強しようと思っている。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Seedsbook)
2010-09-24 19:18:26
私も偶然今寒天でいろいろ思索中です。
お薄もおいしそうです。
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安くて手ごろな素材 (pfaelzerwein)
2010-09-28 15:09:05
寒天は安くて手ごろな素材ですよね。またアイデアがあったら教えてください。

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