Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

触る程度では必ずしも

2016-01-13 | 雑感
ケルンでの事件は最初から追っているが、ミュンヘンの事件とは意味が全く異なっていて、何一つコメントしていない。それでも見出しだけは読んでいる。「触ったぐらいでは必ずしも刑法犯にはならない」と書いてある。当然だろう。痴漢と婦女暴行は違う。もう一つ興味深く思ったのは、ケルンと同じようにいつもミュンヘンのオクトーバーフェストでは同様の事件が起きているというものである。これも当然だろう。少なくとも世界最大のヴァインフェストでは婦女暴行は聞かない。要するに大都市の無名性が、ケルンでも起きている訳で、大都市の中央駅などは欧州どこでもそれほど変わらない。フランクフルトなどは、アムステルダムなどよりも凶悪なのだ。トルコ人の若者などは警官にしばしば射殺されるほど凶悪でもある。そのような日常よりも自爆の方がはるかに社会問題なのである。痴漢行為ぐらいで国政が揺るぐのは間違っている。但し、婦女暴行などの犯罪は、更生の余地が無いので、強制送還など自国民と同じように厳しく対応しなければいけない。

外国人の犯罪率が多いのは恐らくそうだろう。その原因も無名性にあり、社会的な枠組みに影響されている。ドイツ程の管理社会では普通の市民では何をすることも出来ない。なにか羽目を外してやらかそうとすると、直ぐに警官に拳銃を向けられるだけだろう。

冷蔵庫のサーモスタットがどうしても気になっている。あまりにも敏感過ぎて、頻繁に作動しているからだ。暖房の無い厨房で冬の間にこれほどオンオフするのはおかしい。気になっている冷凍庫の氷を落とすことにした。夏の間は冷凍食品の事があり出来なかったのだ。そこで新しいアイスボックスに一時保管することにして、霜落としを決行した。

またまた就寝前の思い付きだ。霜落としで思い出すのが、逝かれたエンジニア―が、ドライバーで霜を落とそうとして、冷凍庫に穴をあけてしまったことだが、水致しになることも無く上手く早く霜を落とす方法を考える。やはりエネルギーとある程度の時間は必要になる。お湯を沸かして鍋に入れて、電源を落とした冷凍室に湯気を発生させることにした。案の定一方は簡単に落ちたが、塊の方は二リットル目が必要になった。合わせて、一時間以上は落ちるまでに掛かった。それでも大きな塊は、触っただけでは駄目だが、少し力を掛けてやると押してやると、二つに分かれてごっそりと落ちた。気持ちが良い。

再稼働してまた小一時間運転が継続している。冷凍庫の温度が下がるまでは時間が掛かるだろうが、冷蔵室の奥の壁もうっすらと霜が付いてきている。ワインを飲んでみると冷え過ぎだ。サーモスタットはその壁についているのだが、上の冷凍庫の冷え方も関連しているのだろう。

霜取り後の状況を見ると、サーモスタットの敏感さは変わらないが、温度調整に合わせて、室内の温度があまり下がらないようになってきた。不必要な過剰反応は除去される方向にある。最も肝心な気密性はもう少し観察してみなければ分からないが、サーモスタットが反応するのは、センサーコイルが暖まることで反応する。つまり、本当に冷蔵室が暖まって来たならば反応すればよいのである。霜取り以前は、奥が凍り付いているのに反応するようになっていた。温度の変化がもたらしたものだとしても不経済である。今度は反応の頻度と駆動時間の関係を観察してみなければいけない。兎に角、敏感過ぎるようになったのはなぜか?



参照:
薄暮に冷蔵庫から射す冷たい光? 2010-02-28 | テクニック
「緊急事態」の今後 2016-01-02 | 歴史・時事

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