Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

美しさへの確信を抱かせる

2013-12-16 | 
ブロンドの彼女がまたまた美しくなった。ちらっとみるとシャープなシルエットに気が付いて、痩せたと思わせた。まるで最近気になっている「愛しの彼女」のそれを思い起こさせるかのようだ。その通り、近頃は様々に気が注がれているのを、彼女に気が付かれているのだろう。

なんだかんだとおかしな塩梅で、説明のつかないような小劇場が展開するのだが、結局は彼女と対峙することになって、その表情をじっくりと観察することになる。角度によっては痩せたように見えたその面立ちは、寧ろ顔面のファンデーションで造られたもので、決してやつれてはいないのだが、その表情は以前よりも美しくなっている。

なるほど若干ダイエットか何か知らないが、すっきりした顔立ちに思えるが、その一方色艶がなんとなく感じられて、水も滴るような感じになってきているのである。その表情の繊細さはとても魅力的で、小さな心理的な変化が刻々と素直に表れるのだ。とは言っても決して面倒な喜怒哀楽ではなくて、ユーモアに溢れたというかウィットに近いような洗練されて細やかな変化なのである。

女性を評するのに笑顔が美しいとかなんとか表する場合が多いが、心理的な変化が細やかであれば決してそのような四文字で表されるようなものではないのは当たり前なのである。正しく彼女にはそうした表情の微妙さがあって、とても彼女を魅力的にしているのである。

そのことに感心して、彼女の顔を見つめて歓心してしまったのである。完全に彼女の勝利であった。残念ながら、ランデブーの最中の二人だけの時では無かったので、何も起こらなかったのであるが、彼女に自身の美しさへの確信を抱かすだけの自足した時であったに違いない。そうなのである、自慢のブロンドや豊かでない胸元などは本当のセクシーさとはあまり関係ないのである。



参照:
胸元を飾る艶やかな金髪 2013-11-03 | 女
自己分裂の葛藤の日々 2013-10-22 | 女

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