Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

天候不順の自立神経失調

2011-08-16 | 生活
とても肩が凝っている。今年になって初めてか?途中フランスに滞在していたのだが悪天候から五週間も本格的なスポーツクライミングから遠ざかっていたからだ。そして水曜日に続いて日曜日の朝から三時間ほど天候が変わるまで攀じた。

特定の運動不足のところを特定の部位を激しく使ったからの筋肉痛のようだが、先ずは水曜日のあとに足の脹脛にきて、日曜日のあとの昨日は腕と肩にきた。パンを取りに行くついでに二十五分ほど走ったのだが、余計に肩に血が集まったように感じた。タイムが一向に全く伸びないので不愉快であるが、これは持久戦しかないのである。

土曜日にはサーロインステーキの良い部分を280グラムほど食した。ラインガウ産アスマンハウゼンのヘーレンベルク2009年産を開けた。六月に州立醸造所のクロスターエバーバッハで試したものである。アルコールは13.5%と高かったのだがとても質が良くて簡単に開けてしまった。シュペートブルグンダーとしての味筋は若干個性に欠ける山イチゴ風で物足りないのだが、これは浅漬けか濃い漬けかの差で彼の地のテロワールとしては普通である。

日曜日は、レヴァーのパテしか食すものがなかったので、バッサーマンヨルダン醸造所のアウフデアマウワーと呼ばれる天然酵母リースリングを開けた。直ぐに売り切れている代物なので先ずは購入しておいて吟味するということであった。予想通りまだまだ飲み頃には早いが、2010年の破壊的な酸と天然酵母の丸みが美味く平衡していてなかなか飲み心地が良い。

先週は、モーゼルの雄であるJJピュルムの2007年産ヴェーレンのゾンネンウーアの甘口カビネットを開けてみた。やはりまだ甘みが強いので、ワインを愉しむというまでいかない。もう少し酸が効いていればと思ったが、もう少し糖が落ちてくれば良いのかもしれない。

日曜日に岩場で面白い風景に出会った。一つは他所の親仁さんが降りてきてからフラフラしていて、どうも自律神経失調症状が表れていた。そのとき立っている靴のそこの形状とかもあるのかもしれないが、時々そうした症状には身に覚えがあるので、人のふりを診て、初めてそうした症状であると認識した。三半規管の影響だろうが、それほどアクロバティックな動作を要求されたわけでもなく、ただ三十メートルを超えてさらに三十メートルほどの大きさがあるところを懸垂下降したからだろうか?

頂上から一度目の懸垂下降ではパートナーがザイルの長さが足りずに降りてしまったりと、やはり不注意さが目立った。バイオウェザーの関係ともいえるが、そのあとには一本目のハーケンまでザイルをつけずに登り始めたのには驚いた。まさか気が付いていないとは思わなかったからである。こんなことは長い経験でも初めての経験である。天候と自律神経の関連も全く否定は出来ないであろう。なるほど当日は強風と共に雲が飛び、一旦は晴天となり、また強風とともに嵐がやって来た不順な天気だったのである。



参照:
自主避難の自主判断基準 2011-08-14 | マスメディア批評
同じ土壌で考えるべきこと 2011-08-07 | アウトドーア・環境
福島から明日が変ってくる 2011-03-27 | 歴史・時事
チェルノブイリ後の土壌汚染 2011-08-10 | 歴史・時事
獅子のように強い心で 2011-07-08 | アウトドーア・環境
再生不可能な科学的教養 2011-08-09 | 文化一般
セミ時雨の夏、おしょらいの夏(後編) (壺中山紫庵)
ドイツでの国際教修会について (3) (小閑雑感)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 真実に与しない東京の官僚 | トップ | とてもとても長い長い道程 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿