Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

プェルツァークラシックの夕べ

2013-07-27 | 料理
なぜかプファルツには雨が降っている。それもここ二三日の雨量はカラカラ天気を補うほどである。雷雨性のものであるがこれだけ降ると一気に気温が下がる。天気予報では降らないことになっていたので、予想気温から摂氏十度ほど低い。それでも陽射しが射してくると急に暑くなることは分っている。

不足していた野菜を購入して、燻製のシュヴァルテンマ-ゲンの玉を購入した。これで久しぶりにプファルツの夕べが楽しめそうだ。レープホルツ醸造所のオェコノミラートを一本割ってしまった。地下蔵の棚の上に乗せた空箱に投げ入れるようにしたら箱毎と床に落ちてしまったのである。ワインを落として割ったのは初めてである。もったいない事をしたが今年はまだ買えるので安心である。

そろそろ来週のドロミテ行きの準備である。それほど高い場所を登るわけでもなく大きな壁を登るわけでもないので、準備と言ってもキャムピングの用意と平常のクライミング装備を持っていくだけなのである。

それでもこの機会に、数は余っているようだが椅子を発注した。今まで人に借りていたのだが、その座り心地はキャムピング生活に可也重要であることを知ったからである。先ずは家で試してみて考えてみよう。もう一つは、発売当初からウィッシュリストに入れていた登高器兼用のストッパーつき滑車である。今回のメンバーや概容では必要になることは無いと思われるが、必要ならば救出作業や荷揚げに使えるのだ。

序と言うか、暫く購入していなかったCDなども注文した。目的は、これまた出版前から話題となっていて待ちかねていたプリングスハイムのバイロイト日記である。試し読みするとそのページ数の少ない初出版の部分以上に本人の生きた時代を含めて網羅するエッセイなどが多くの頁が割かれていて興味深い。これで第三四半期の自動車クラブの割引も使えた。

それにしても、シベリウスの管弦楽全集に加えて、ザービーネ・マイヤーの吹くカール・シュターミーッツのロ短調の協奏曲は絶えず皿に乗っている状態である。初めて誰がバックを付けているのかを見るとアイオナ・ブラウン指揮のセントマーティン楽団であった。なるほど女性同士の感性で合わせているという感じである。こうした演奏実践の前では、全集の一面に入っているモーツヵルトの協奏曲も完全に色褪せてしまう。言い換えると後者の曲がもはやクラシックから遠く外れてしまっていいるということでもあろう。



参照:
夏の森の薬草と珍味 2005-06-28 | 料理
非公認ガイド修行の午後 2008-06-06 | アウトドーア・環境
プリングスハイムバイロイト詣で 2013-02-25 | 文化一般

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