Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

泥濘を爪先立ちで走りながら

2014-02-12 | 生活
日曜日に誘われて室内壁を登ったので、走れなかった。なんとか時間を見つけて、沢沿いの道を往復した。17分2770歩は泥濘の道としては普通であろう。ゆっくりと身体慣らしに走ったが、最後の四分ほどは頑張って、小汗を掻いた。何もしないよりは短い時間でも走ると体が活性されて気持ち良い。アペリティフのようなものだ。

昨日はナーヘの青スレートのリースリングを空にした。二日目は煮豚に合わせたが、初日は豚の煮凝りであった。開けたてはあまりに薫り高く、更にその雑味の無い良さに久しぶりに感動して、食事の最高のご相伴となった。二日目は流石に酸も引っ込んだのか、ミネラルの苦味が残るが、それでも青りんご系の果実風味でとても素晴らしいリースリングであった。

ゲーテの愛したモンティンガーを代表するシェーンレーバー醸造所は、嘗てのホッホハイムにおけるヴェルナー醸造所のような地元の雄であるが、これだけの質があれば、次の段階である天然酵母などに進むことでドイツを代表するスレート土壌の醸造所となる可能性がある。

兎に角、スレートの味筋は我々プファルツの者からすると全く別のリースリングであるが、その酸と糖とのバランスも重要なのは今回の地所ハレンベルクの2012年産を飲むと理解できる。グランクリュのパイロットとして残してある赤スレート系の地所フリュ―リングㇲプレッツヘンがその果実風味で、その嶺れると自然のバランスを取る可能性があることからすると、これはこれで面白い。

新しいトレイルランニングシューズで走り出してまだあまりたたないが、なによりも良いのは靴先がしっかり作られていることから、爪先の蹴りが安定するようになっている。ランニングファンにとっては、その硬さがハイキングシューズを想起させるようだが、それは違う。例えば以前使っていたローヴァの無骨な靴とは矢張り異なり、足にフィットしてしっかりと爪先蹴りが出来て踵も全く浮かない。本格的な山道ではまだ使っていないが、泥濘でも可成りバランスを取り易かったので、それほど心配はしていない。手ごろな価格で購入出来てとても満足な製品である。



参照:
消えた踵のエラ張り 2014-01-31 | 雑感
XX年、待つのだぞ! 2013-12-03 | ワイン

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