Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

我慢の軟着陸の連続

2014-05-25 | アウトドーア・環境
水曜日にクラッシュパッドを初めて使ってみた。なるほど背中を下にして両手両足を挙げた体勢からでも軟着陸できるので快適ですらある。傷みや恐怖心があればとっても続かない。部分部分一通り試してみたのであとは繋がりを詳細に研究するだけである。しかしそれよりもなによりも素晴らしいと思ったのが、夕方の光の中で背中を地面につけて空を見れることで、ああしてテントも張らずに地面に寝転ぶなんて雪上以外では長くなかった感覚である。森の中から空が広がり、鳥の動きが見える風景はなんと素晴らしいことだろうか!

これだけで投資の価値があったと喜んだのも束の間、課題の終了地点を試みて、飛び降りると傾いたパッドの上に着地した。その瞬間その右足首がパッドの傾斜に沿って外に90ほど曲がった。捻挫である。飛び上がるほど痛かった。久しぶりの痛みであるが、そのまま歩けた。整地の上に足から着地する場所では使うべきでないことを学んだ。

その後、クラッシュパッドを将棋の駒のように背中に担いで、前にはリュックサックを下げて斜面を降りていく。目下課題のボールダーまで、枝葉に当たりながら歩く。やはり森の間を抜けるのは厄介だ。実際、その場所で使ってもあまり価値が無かった。

翌木曜日は雷雨が来るまでの束の間、足首の捻挫のことも心配で走らなかったので、再び斜面の下の課題を訪れた。VIDEOで研究すると自分が使おうとしているものと違う足掛かりに乗っているからである。詳しく観察したが、それほど確りした足場などは無いのだ。なるほど右に外れた場所のそれは強く加重できる。しかし以前に試したようにそれは私には遠過ぎるのである。せめて片足づつ五センチ長ければと思うのだ。しかし、VIDEO等を見るとそれを使わないで登っている人もいるようだ。その足場が厳しいのだ。

子供のときから小さな足場に立つ練習を徹底的にやってきたのにそれに立てないのだ。勿論手掛かりの使い方との連携なのだが、一番良い形で手掛かりを使い尚且つ一番良い形で立っている心算なのだが、肝心の一歩が出来ないのだ。足場もはっきりしない今の時点ではまだ見通しが立たない。本当に突破出来るのかどうか、ここが我慢の為所である。今年はなぜか我慢我慢の連続である。



参照:
ファスナーのしめ方次第 2014-05-22 | 雑感
大きな成果は無かったが 2014-05-18 | アウトドーア・環境

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