Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

モーツァルト祭の配券

2021-04-07 | 文化一般
ヴュルツブルクのモーツァルト祭100周年演奏会の配券があった。6月の事である。減員で発券されたようで、主会場と控え会場で合わせて200人以下の聴衆の公演だ。説明によると三割までの入場らしい。勿論主会場を狙ったが、流石に安い席は控え間だ。それは仕方がない。音響的には問題があるだろうが、視覚的にはガラガラなので問題ないと思う。少なくともバロックの間では可成り響くだろう。
Official Imagefilm Mozartfest Würzburg: Mozart ist mehr...


状況は、少なくとも減員でやれるだろうという見込みが半官の主催者にあるという事だ。マスクは外せないだろうと思う。会場は見学で知っているが、フェスティヴァルは昨年キャンセルになったので初めてとなる。

今年狙ったのは、本当はワインフェストでの避難だったが、フランスの古楽分野でお馴染のクリストフ・ルセーが「イドメネオ」を指揮する。歌手も今見直すとユリアン・プレガルディアンが歌う。舞台ではないが、その分音楽的には可成り高度なものになると期待する。モーツァルトのオペラ上演に関しては超一流のもの以外は受け入れがたいので、昨年のザルツブルクも行かなかったのである。

ルセーはツアーをするのかもしれないが、「イドメネオ」はエクスクルシーヴのようだ。どこまで準備して来るのか。当方は既に宿を取っていたが、もう少しよいところが無いか探してみる。今年はキャンセルも出やすいかもしれない。

6月から10月までの宿を取ってあるが、先ずは5月が決まって貰わないと、ボイラーの交換の間に外泊も計画し難い。ワインフェストは今年は殆ど無いものと考えてよいだろう。場合によってはザルツブルクに出かけても良いかと思うが、交換の日程がまだ定まらない。

ここ二三日は冷える。朝も零下で森へと車を走らせると水溜りが凍っていた。素直に裸になるのを断念した。パンツを履いての走りなので出だしからスピードを出した筈だが、前回よりも時間が掛かって、歩幅も4㎝も短くなってしまった。

先週のストライド奏法の初の試みはその後の筋肉痛となって表れたが、今回は上積みがあればそれだけで速くなる筈だ。それ以前の走りよりは歩幅も所要時間も変わっているので、先ずは進展があったと考えてよい。なによりも腰が少し張っている。

昼は雪が時折結構降っていた。我々のところでは積雪はなさそうだが、山の上には薄く積もるのかもしれない。日本の瀬戸内海で言うと二月頃の雪模様の感じで、ヒーターを効かせないと寒い。あさま山荘事件のあの日を思い出す。ヨーロッパが68年以降新しい世界へと変わって行ったのに対して、あの日を境にして日本社会は反動へと進んで行った。それが、現在の西欧と日本の社会の差異になっている。

あれが1972年であるから、当時レコード芸術などで扱われていた新譜情報やその受け止められ方を思い浮かべると、その社会の相違も写し出されていると思う。音楽ジャーナルが真っ当なものならば、そうした社会の動きが克明に記載されている筈なのだ。



参照:
音楽的なライフスタイル 2021-04-04 | 音
数字に囚われるなんて 2021-02-20 | 雑感
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