・・・テレビで放映されたものを録画し、暇な時に、何とはなしに見ていた映画の感想です。
映画は中国の田舎で、13歳の女の子がわずかなお金が欲しくて、一か月の間、小学校の代用教員をした話です。
一人の自分の生徒が、親や学校に無断で、都会に出稼ぎに行ったのを、学校に連れ戻すために彼女が都会に出て行き、生徒を見つけるために、いろんな体験をする。
たまたま、人探しで、テレビに出たことで、生徒を連れて、田舎に、帰ることが出来たと云う話です。
見ていて、それほど面白い内容とは思えないのですが、映画で、具体的に中国の生活の実情や、生活の内容などが見れて、現代中国の都会と田舎の様子、人の生活を知ることが、とても興味深かった。
特に私が興味を持って観たのは、映画の一場面で、小学生の子どもたちが、教室の黒板に、チョークで、知っている漢字を一人、一字づつ書く、場面があって、その漢字と意味を見ていると、日本語に近い意味を持つことはもちろんですが、日本語とは違った意味があるのを見て、同じ漢字を使用する民族である中国の事がよく理解できたところが面白かった。
人によっては退屈に感じるかもしれない作品ですが、リアルなドキュメンタリータッチの作品が好きな方や、素朴な映画が好きな方には面白い映画です。
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