独特の世界観は感じるものの、それが「ほどよく」て、ガッツリこない。こういう路線で行ってくれるなら、とことんぶっ飛んでもらわないとしょうがないでんがな。不完全燃焼。
戦後のあたりは知識としてしかありませんが、田中角栄が出てくる頃からは実感があって、まあ確かに今思えばそんな感じだったのぉと納得するし、何かなつかしい。
いろんなエピソードもおもしろいし、旧家の感じや山陰地方の感じもよかった。2000年代に生きる娘たちへの作者からのエールのようにも感じる。
音楽の感じがすごくいい。音楽に関する専門的な用語がたくさん出てきて、それはさっぱりわからないけど、伝わってきます。奇形ならではのメンバーが奏でるロックバンドの音楽と詩はなにかリアルに聴こえてくるような。すばらしい。
本日の関八州見晴台。
[コース]吾野-八徳-関八州見晴台-高山不動尊-パノラマコース-西吾野-あじさい館(12.4Km)
[所要時間]2時間
1/31の館山若潮マラソンで今シーズンのフルはおしまい。てなわけで、トレイルモードにチェンジ。館山の後遺症の右ケツ筋とハムの痛みが取れませんが、どうしてもお山に行きたくて奥武蔵へGO!
9時50分吾野駅スタートで、向かうはおなじみ関八州見晴台。細かい霧雨が降っていましたが別段寒くもなく、春の気配がいっぱい。
久々なんで登りはあまり走れませんでしたが、堪能しました。フルの平地とトレイルは別腹です。関八州見晴台まで59:25で、ベストタイムより10分以上遅かったですが、使う脚が違うのがよくわかりますね。
高山不動からは「パノラマコース」を初選択。新鮮味があってよかった。
でもって、あじさい館で風呂&飲み。
あとは多くを語りますまい。
合掌。
被疑者(であってるかな?)の心理描写が緻密で、読み進めるのがかなり辛い。短編のタイトルはそれぞれ「終の信託」、「よっくんは今」となっているが、本のタイトル「命の終わりを決めるとき」という観点でそれぞれ考えさせます。
今回の4編はワーキングプア系のお話。基本的に湯浅誠氏の著書のマンガ化みたいな感じで、いつものようにさくさく読めます。でも4作目以降くらいから著者のメッセージ性ばかり強くなってきて、逆にガッツリ感がなくインパクトが弱くなってきた感じ。おもしろいからいいけどね。
1月31日は南房館山に走りに行ってきました。1月2月には南房に遊びに行くことがよくあって、好きな場所です。
レース前の1週間は風邪だ花粉症だとイマイチな体調でしたが、ありがたいことに当日は体調万全。天候はちょっとよすぎで、曇りのち夕方雨の予報だったのに、朝からピーカンで、走るにはちょっと暑いかなーという感じもありましたが、それでもかなりいいコンディションだったと思います。
いったい何人出走するのかわかりませんが、かなりの人出です。今日、RUNNETの結果を見たらフルだけで3600人くらい出たようで、アクセスしずらい場所なはずなのに、なんとも集まるもんですね。勝田からあぶれた組が申し込んだんですかね。
さて、レーススタート。今回、前から5列目くらいに並んだので、ロスタイムは1秒くらいでしょうか。おかげさまで渋滞もなくスムーズに行きますが、もちろん抑えていきます。7-8㌔までは脚が重く、これは計算どおりの完璧な状態です。ウォーミングアップで走ったりすると脚が軽くなってしまって序盤でスピードアップしてしまうので、フルを走るにはマイナス要素しかない。トップランナーは駆け引きがあるのでやむを得ずアップもするんでしょうが、市民ランナーの場合、アップをした時点でアウトだと思います。少なくとも、自ら不利な状態に追い込んでますな。ハーフまでの距離を走るのとは、この点が全然違うと思います。
で、10-20㌔は一番気持ちのいい時間帯。ちょうどフラワーラインの海岸沿いで、おだやかな太平洋と、延々と続く歩道の菜の花を見ながら、満足満足。
しかしながら、フルマラソンたるもの最後までラクに走りきれるはずもありません。20㌔以降のアップ中心のアップダウンにかなりやられ、お約束の失速(泣)パワーが出ないんだよね。。
でも、ガマンしていれば回復することもあるのは経験上わかっているので、別段あきらめはしません。
30㌔過ぎから下り基調のコースになってくれて、ココで回復。勝手に落ちてくるランナーには目もくれず、一度は離されたサブスリーペースメーカーに焦点を合わせて、ひたすらがんばる。
35㌔を過ぎても脚が残っていたので、あとは根性あるのみ。35㌔地点では、普通にペースが落ちることを考えるとサブスリーはムリなタイムでしたが、つまらん計算は捨てて、あとさき考えずにとにかく全力でGO!
で、なんとか2時間59分35秒でゴール。
帰りの館山駅では駅前に足湯があって、一発浸からせてもらう。ビールを飲みながらゆるゆるタイム。足の痛みが一時的とはいえ、緩和されました。
で、そのままさざなみ20号に乗って、Bやらワンカップやら。。
合掌。