脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ボクシングは外国人

2007-11-07 | Weblog
私は外国へ行ったものの日本で育ち日本で教育を受け、日本の文化になじんだ日本を愛する日本人である。しかし最近このボクシングにおいては大きな違いを感じている。私が本格的にボクシングを習ったのはUSAである。だからボクシングの考え方スタイルはUSAであるといってもいい。USAと日本のボクシングの違いは何であろうかそれは基本である。日本は基本というのがあって、その基本に沿って練習する横並びのやり方である。それに比べてUSAはEnd justifies meansという言葉があるように、目的さえしっかりとはたせれば基本についてはあまり言わないし、基本にかえれというようなことはあまり言われない。この件に関して私はどちらがいいとは言えない、目的ばかり重要視すれば、できる人間とできない人間の差がはっきりでてくるし、ボクシングにおいて教育ということを考えるならば、あまりいい結果が出るとは思えない。向こうへいって、できる人間には人はあつまり、教えてくれるが、できない人間には誰もつかず教えてくれない、だから強くなるしかないという現実を感じたことも確かである。しかし日本のように型にはめて横並びのやり方をするならば、天才は生まれにくいということもある。話は少し飛ぶが、実は私は基本をあまり知らない人間である。パンチの打ち方、戦術については多くを語るが、これが基本だというものがないのも確かである。最近練習をしていてわかったことは実は日本人といわず東洋人はこの基本について敏感である。西洋の人間がどうしたら強いパンチが打てるかと言うのに対して、東洋人は基本をしっかり学びたいと言い、いきづまった時「基本にもどれ」なんていうと、妙に納得するものである。USAと日本のボクシングの違いはこれだけでは書ききれないが、間違いなく、私はボクシングにおいては外国人であり、大きなギャップを今感じている。
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