バンドとしてリリースされた最後のアルバム『Bent Out Of Shape』(邦題『ストリート・オブ・ドリームス』)収録曲。
パイプオルガン風のシンセサイザーから始まる本曲は、エッジは鋭いが曲全体はメロウでキャッチーな作りになっている、後期レインボーらしい曲調を持った佳曲ですね。
この当時のメンバーはバンドの顔、ギターのリッチー・ブラックモアを筆頭に、ヴォーカルにジョー・リン・ターナー。キーボードにデイヴ・ローゼンサル。ドラムスにチャック・バーギー。そしてベースにロジャー・グローヴァーという布陣。最後のアルバムにして最高のメンバーで最高のアルバムを作り、有終の美を飾ったという感じですね。
長い間ロックから遠ざかっていたリッチーですが、レインボーとしての活動を本格的に再開することが正式に決まったようです。
1945年、終戦の年に生まれたリッチーは今年で72歳。どんなロックを聴かせてくれるのか、楽しみです。