この世に完璧なものなどない、とはいえ、このパターンでの「白い風」はもうないという意味では、これは「最高」であり「完璧」であると云える。
間違いない、このときの杏果は「完璧」だった。
ももクロは「最高」だった。
しかしももクロはここをも超えて、さらに先を目指して進んで行く。作っては壊し、作っては壊し
そうして前へと進み続ける。
なんだかとても、尊い。
杏果に、ももクロに、歩み続けるすべての人達に
よいお年を。
この世に完璧なものなどない、とはいえ、このパターンでの「白い風」はもうないという意味では、これは「最高」であり「完璧」であると云える。
間違いない、このときの杏果は「完璧」だった。
ももクロは「最高」だった。
しかしももクロはここをも超えて、さらに先を目指して進んで行く。作っては壊し、作っては壊し
そうして前へと進み続ける。
なんだかとても、尊い。
杏果に、ももクロに、歩み続けるすべての人達に
よいお年を。
せっかくの年末なので(笑)第九続きということで、クラシック大好きリッチー・ブラックモアによりロック・アレンジが施された第九をご紹介。
今日貼ったのは1984年の日本武道館ライヴにて、東京フィルハーモニーオーケストラとの共演による特別ヴァージョン。リッチーのギター・インプロヴィゼーションからオーケストラの演奏に繋がっていくところはカッコイイですねえ。
ちなみに曲のタイトル[Difficult To Cure]邦題でいう「治療不可」とは、どんなに手を加えても、オリジナルには敵わないという意味だそうな。ヴェートーベンへのリスペクトを感じさせる発言だと思いますねえ。
年末のひと時、こんな第九も一興かと。
年末になるとヴェートーベンの「第九」が演奏されるのは日本だけなんです。それはなぜか?
それは、楽団員の年越し費用を稼ぐため、と『チコちゃんに叱られる』でやってましたね(笑)
それはともかく、この演奏は2011年、東日本大震災被災地支援のため、大阪城ホールと宮城学院女子大学の2会場を衛星回線で結び、佐渡裕指揮の下に演奏された「1万人の第九」です。
第九の持つある種の凄まじい構築美は、私に言わせるとヘヴィ・メタルに近いものを感じます。好きなんですよねえ。
佐渡裕氏の渾身の指揮、1万人による合唱の荘厳さ。年末の忙しさを一瞬忘れて、堪能していただきたいですねえ。
今回で4回目になるももクロによる大晦日のカウントダウン企画、「ゆく桃くる桃」。
キッカケは2015年の紅白歌合戦にももクロがまさかの落選をしたこと。大晦日のスケジュールが開いてしまい、このままなにもしないのはつまらないしももクロらしくないということで、急遽大晦日に開いている会場を探し開催したのが始まりでした。
最初の2年間はトークありバラエティあり、ライヴありのごった煮のような企画でしたが、3年目から「ももいろ歌合戦」を企画、これが好評を博し今回2度目の歌合戦開催と相成ったわけであります。
歌合戦のあとはももクロによるカウントダウンライブ。午前0時丁度にえびぞりジャンプで新年を迎えます。
「本家」紅白歌合戦の向こうを張った「攻め」の企画がももクロらしいですねえ。こういうところが好きなんだよなあ。
御覧の通り出演者も各世代に亘りバランス良い編成です。なにげにイルカさんとかさだまさしさんとか加山雄三さんとか、大物も揃ってる。いかにも「大物食い」のももクロらしい出演者たちです。
この他「浅草出身の大物師匠」の出演もあるとか。誰だろう?まさか、たっ、たっ……。
大晦日の新たな風物詩「ゆく桃くる桃」。本家紅白や格闘技、「笑ってはいけない」もいいですが、こちらも見逃せませんなあ。
abemaTVやCSフジテレビNEXT。BS日テレでの放送が決まっています。abemaはテレ朝系列だし、フジテレビに日テレと各局横断だね。
ちなみにCS時代劇専門チャンネルでは、大晦日は忠臣蔵豪華三本立て。これもいいですねえ。
いずれにしろもうすぐ年越し、早いもんだ。
今年の紅白歌合戦、紅組のトリを飾るのは石川さゆり、歌は「天城越え」だそうな。
演歌は「日本人の心」などと申しますが、この歌は男女の道ならぬ恋路を歌ったであることは間違いなく、日本人の一般的倫理観からすれば許されぬ話のはず。にもかかわらず、これを日本人の心などと称してよいものだろうか。
ただこの歌には、そうした許されぬ恋慕の情に堕ちた者たちへの、そこはかとない「哀れみ」を感じさせるものがある。決して許されぬ道へと走ってしまった者たちへの哀れみの情。
許してはならない、でも哀れではある。この点こそが「日本人の心」なのだろうか。
いずれにしろ、「大人」の情の世界、ですねえ。
美しくも哀しき大人の情。それがこの曲を名曲たらしめているのでしょう。
近頃は人の過ちを責めるだけ責めて、憐憫も何も感じない人たちが多いようです。日本人の情緒は一体どこへ行ったんでしょうねえ。
なんてことを言うと私が責められるかな(笑)
サビを歌った後、手をぐぐぐっと伸ばしてなにかを追うようなしぐさをするでしょ。これが好きなんですよね。「残心」とでも云ったらいいか。全身全霊を傾けて歌っているその想いが伝わってきます。
この歌手にしてこの名曲あり。
あっ、でも紅白は観ませんけどね。大晦日は「行く桃来る桃、ももいろ歌合戦」とそのあとのももクロカウントダウンライブで決まりですから(笑)
もう地上波の時代じゃない。