現地時間７日午前９時（日本時間７日午後９時）、アルゼンチン首都ブエノスアイレスで開催される第１２５次IOC（International Olympic Committee、国際オリンピック委員会）総会で、２０２０五輪立候補３都市、トルコのイスタンブール、東京、スペインのマドリードの順でそれぞれが最終五輪招致演説の４５分と質疑応答２５分、計７０分の最終プレゼンテーションが行なわれていくだろう！・・・
東京五輪招致の最終プレゼンターのトップバッターは、これまでパラリンピック３大会連続出場を果たしてきた義足のロング・ジャンパー・佐藤真海（まみ、３１歳、宮城・気仙沼出身、サントリー）が持ち前の明るさで招致への熱い思いを訴える！そのあと２００８北京でフルーレ個人銀、２０１２ロンドンでフルーレ団体で銀に輝いたフェンシングの太田雄貴（２７歳、森永製菓）が、フランス語が堪能なフリーアナウンサー滝川クリステルが、竹田恒和JOC会長が、猪瀬直樹開催都市知事がつづく、そして安倍晋三・東京招致委員会最高顧問が最終プレゼンを総括するだろう！・・・
現地時間７日午後３時４５分から、IOC委員１０３人（ヨーロッパ４４人、アジア２３人、アフリカ１２人、オセアニア６人、北中米・南米１８人）のうち、ロゲ会長と日本IOC委員竹田恒和（６５歳、馬術）等を含む候補都市委員６人を除く、９７人のIOC委員による１回目の無記名電子投票に入る、もし1つの候補都市が有効投票数の過半数４９票を獲得すれば一発で決まるが、そうでなければ、最少得票の都市が落選する、そして残りの２都市が２０２０五輪開催都市選考の決戦投票に入り、過半数得票が出るまで決戦投票が繰り返される！・・・
遅くてもブエノスアイレス現地時間７日午後５時（日本時間８日午前５時）頃には２０２０夏季五輪・パラリンピック開催都市がIOCロゲ会長から発表され、３０分間の開催都市決定発表のセレモニーが催される！そのあと、７日午後６時３０分から開催都市とIOCとの調印式に入り、正式に２０２０五輪・パラリンピック開催都市が決定する運びとなる！小生、NHKラジオ“あさイチ”の最新ニュースで世紀の決定的瞬間を寝床で聴くことにしよう！・・・
これまで、少し前のIOC関連による世論調査では賛成８３％・反対３％のイスタンブールが、賛成７６％・反対２０％のマドリードと、賛成７０％・反対１６％の東京をリードしているようだ！？これまでも最終プレゼンでくつがえされることが多々あった！そのことを期待して明日未明の開催都市決定の瞬間を冷静に待つことにしよう！もし東京に決まれば１９６４（昭和３９年）東京五輪から待ちに待った５６年ぶりの夏季五輪開催となる！是非、東京に決まって欲しい！ドキドキ・・・
１９６４年と言えば、１９６３年１１月２２日、再選へ向けて遊説中のアメリカ第３５代ジョンFケネディ大統領がテキサス・ダラスで暗殺者の凶弾に倒れたが！通信衛星による第１回国際衛星放送を通して、その生々しい映像が日本に発信されてきた翌年にあたる、小生は学校を出て三ノ宮にある貿易会社に就職した１年目であった、昼休みになれば、会社の近くにあったナショナル・会館？ナショナル・センター？名前は定かでないが、当時としては初にお目にかかる鮮やかなカラーテレビ東京五輪の生中継放送をよく観に行っていたものだ！その翌年、小生２３歳になった１９６５年晩夏に神戸から、横浜を経由して移民船“サントス丸”でロスへ旅立っていった！懐かしい～～～・・・
２０２０東京五輪開催が決まれば、さぞ日本全国民挙げて世界平和と大震災復興を願う、栄えあるスポーツの１大イベントとなるだろう！４０００億円と言う基金を投じ、強固な財政基盤と、世界最高の交通システムを持つ東京を是非、開催国として選んで欲しい！だが故サマランチ前IOC会長の息子、サマランチ・ジュニアIOC理事が居て、２０１１年にスペイン・オリンピック委員会のブランコ会長が招致委員会のトップに就任した油断ならぬマドリードなのか？今回決まれば初のイスラム圏国家開催の五輪となり、ヨーロッパとアジアとの架け橋となるトルコのイスタンブールになるのか？いずれにしても、三つ巴の接戦となるだろう？小生は候補３都市の何処に決まろうが、その現実を沈着冷静に受け止めることにする！ドキドキ・・・
