今日の午後1時に、ずっと前に予約を取って、待ちに待ったホームプラザ“ナフコ”から派遣された業者さんが遂に我が家にやって来てくれた、小生がセレナをバックさせて工事スペースを空けてから、早速、先月3日の爆弾低気圧で殆どの波板が吹っ飛んだカーポートと、テラスを合わせた波板張り替え工事に取り掛かってくれた☆・・・
全ての古い波板を取り除いてから、丁寧に樋(とい)に積もったゴミを吸引機で吸い取ってくれた、ものの2時間ほどで、全ての最強品質のポリカーボネイト波板張替え工事が完了した☆材料費と工事費込でのトータル4万7725円を支払おうとしたが、その業者は受取らず、明日でもナフコで支払ってくれるよう伝えて次の現場へ向かった、カーポートもテラスも実にピカピカで明るく新品同様に生まれ変わった!☆ヽ(^。^)ノばんざ~~~い・・・
お待ち~~~、先日お約束したように、脳の中にある親時計に纏(まつ)わる“時計遺伝子と病気の予防!”に取り掛かることにしよう、不規則な生活をしたり、せざるを得ない人々にとっては必見ですぞ!最近の研究で、時計遺伝子が上手く働かないと怖~~い事が起こってしまうことが分ったようである!・・・
テレビに夢中でスッカリ夜更かししてしまい!次の日目覚めたら、もう昼過ぎになっていた!が~~~ん!ついついやっちゃう不規則な生活!身体には一体どんな影響があるのだろうか!?その疑問の答えを今日のゲスト山口大学“時間学研究所"明石真教授が中心になって、時計遺伝子の面から探る研究を始めていた、明石教授は早出や夜勤など不規則な勤務のある工場で働く人達の時計遺伝子を調べてきた・・・
やおら明石教授は次々と従業員の毛髪を毛根から抜き始めた!?禿げ頭の小生にとっては実にもったいない話である!他の従業員にも、あごヒゲやのどヒゲを毛根から3時間に1回、自分でピンセットで抜いてもらった?なんで~~か?どうやら目当ては毛根の細胞の中にある時計遺伝子の状態を調べるようである?何のために?なにやら明石教授は細い透明の容器を振っては、そのなかの毛根の状態を眺めていた?・・・
このような研究の結果、時計遺伝子が生活時間の変動になかなか着いて行けてないことが判明したらしい?例えば早出と遅出のシフトが1週間おきに入れ替わる工場の場合、勤務時間の変更がたたって、睡眠や食事の時間が7時間もヅレルにもかかわらず、時計遺伝子のリズムの変化はわずか2時間程度だったと分った!こうなると、時計遺伝子によって内蔵がお休みする時間が来たにも拘らず、無理に働かせることになり、健康に大きな影響が出ることとなって行くことになる!・・・
明石教授は『この様に時計遺伝子のズレがつづくと、慢性的に臓器にストレスがかかって!動脈硬化や高血圧や、そのほか、肥満につづいて糖尿病、また女性の生理不順やさまざまな疾患に発展する!』と心配する、不規則な生活によって起こる“時計遺伝子の乱れ”は、女性に多いあの怖~~い病気“乳癌!”のリスクを高めてしまうことにもなるのである!・・・
福岡にある産業医科大学の河野公俊学長は、24時間照明をつけっぱなしにした部屋でマウスを育てながら“時計遺伝子と癌との関係”を調べていた、すると不規則な生活に陥ってストレスがかかり、当然、マウス達に“時計遺伝子の乱れ”が起こり、適切なリズムを刻まなくなっていった!河野学長は、これら生活不規則・マウス達が癌になった場合、どうなるか調べてみると、正常な生活で癌になったマウスに比べて、ガン細胞が2倍以上も増殖しやすくなっていることを突き止めた!・・・
また明らかに腫瘍のサイズが大きくなっていたのである!腫瘍の見かけもエグくなった違いがあった、学長は相当驚いたようである!生活リズムと時計遺伝子が非常に乱れている人にとっては、非常にガン細胞の増殖に有利な状況が生まれてくるのである!即ち、癌のリスクが高くなる可能性があると言うことである!“時計遺伝子の乱れ”って、こわいですね、こわいですね、はい、またお逢いしましょう、さいなら、さいなら・・・これは淀川長治(1909~1998年)でもなく小松政夫(69歳)でもない(^^ゞ・・・いかん
デンマークで日勤と深夜勤務を繰り返す看護師を対象に“乳癌のリスク”を調べた結果を見ると、日勤のみの場合を1とすると、深夜勤務ありの場合の乳癌リスクは2.6倍と出た~~~!!但し、このデータはなんと週1回しか深夜勤務をせず、それを15年間経験した看護師の結果だった!?何故不規則な生活が癌リスクの要因になるか?明石教授の話では、世界中の研究にも拘らず、この詳しいメカニズムはまだ明らかになっていないらしい!・・・
明石教授はつづける、しかし、ただイメージとしては、人は誰でも、身体の中で時々ガン細胞が出来ているらしいが!人にはそれを修復してしまう反応とか、排除してヤッツケてしまう仕組みもリズムも備わっているらしい、したがって、誰でも普通の生活をしていれば、癌が出来やすい時間にそのような機構が働くのだが、一旦リズムが崩れてしまい、そういう機構の働きが低い時に癌が出来てしまう!癌のリスクが高まり増殖しやすくなる!そのようなメカニズムが考えられると歯切れ悪くまとめていた・・・
ここでプレゼン担当のあさイチ初登場の女子アナが先に進めるため割り込んできた、“時計遺伝子の安定”のことを言うと、脳の中には“親時計”と言うものがあって、これが、かなり“正確で安定している”とレポートした、また彼女の話に寄ると、どうやら時計遺伝子というものは身体のあちこちにあるらしいですぞ?どうやら“親時計”が全身各部位にある時計遺伝子に適切な時間に適切な指令を出しているらしい?・・・
ここに来て、親時計の働きを映した映像があるとのたもうて、マウスの脳を特殊な方法で撮影したものらしい、1日24時間を3秒ほどにグッと短縮しているらしい、その京都大学薬学部岡村均教授が提供した映像を観ると、親時計たるものの全体がチカチカ明るくなったり暗くなったりして光っていた、どうやら明るくなった時に時計遺伝子が規則正しいリズムを刻んで働いている標(しるし)のようであった、このように親時計は“24時間に1回のリズム”が正確に刻まれていたのである☆・・・
この親時計が刻む正確で安定したリズムの恩恵によって、日勤と深夜勤務をシフトして起床時間や睡眠時間が1週間ほど変わったぐらいでは、そのリズムは、ほとんどズレる事はないらしい?しかし夜更かししたり、寝すぎたりする不規則な生活の乱れは別のようである、その結果、身体に大きな負担がかかってしまう、つまり親時計のリズムは正確で安定しているが、その指令が各部位の時計遺伝子に上手く届いていないようである?・・・
この一連のプレゼンを担当してきたNHK入社4年目、福岡放送局勤務の三輪秀香女子アナの歯切れも悪く、もう一つ言葉足らずで分り難い、“時計遺伝子活用術ダイエット”から“時間治療”を経て"病気と予防”までプレゼンを長々と一人でこなして来たせいもあって、ここに来て、何処かシドロモドロするところが目立ってきた、すると、すかさずヤバいと察してか、MCの一人、イノッチこと井ノ原快彦が声張って、自分の意見を積極的に述べ初めた、そしてその場を盛り上げていき、視聴者の集中を三輪アナから外していくように援護を出した、小生、改めてイノッチの人間の大きさに感銘した☆・・・
この親時計と時計遺伝子とのかみ合いの悪さが“常に時差ボケ”と言う状態を生み出してしまうらしい?夜中の食事を習慣にしても消化器官の時計遺伝子が狂ってしまい、この“常に時差ボケ”状態に陥るようである!ここでスタジオ内は、MCの有働アナとイノッチ、ゲストの森久美子と山崎樹範、柳澤秀夫解説委員までもが絡んでテーマとなっている“常に時差ボケ”の本筋から外れて“単なる時差ボケ”ヘ話題が広がっていった・・・
だが、“常に時差ボケ”とは、海外から帰ってきたり、反対に海外へ行ったりするときの単なる“時差ボケ”とは明らかに意味が違うようであった、明石教授の話では、人は海外に行って環境が変わったとしても、それに順応してしまう能力を持ち備えているらしい、よって、この"常に時差ボケ”とは、生活の海外へ移動したりするような大きな環境は変わらないもの!だという条件が付き、全く異質なものであった・・・
ここで三輪アナがまた割り込んで話題を次へ進めて行った、日勤と夜勤を繰り返す交代制勤務の人達の健康リスクをどうすれば抑えられるのか?のテーマ“健康リスク予防術”へ進んでいった、愛知・豊明市の藤田保健衛生大学病院で実際に行なわれている取り組みを見てみよう、どうすれば不規則な生活の健康リスクを防げるのか?この病院で働く看護士達はある意外な方法でその対策を行なっていた・・・
看護師になって6年目の大原麻衣さんが週に1回の深夜勤務する現場に入って、その取り組みを追ってみた、午前1時を合図に彼女は職場から離れて休憩に入った、休憩室に入って直ぐ、メイク・ベッドして消灯すると眠りに就いた、この病院では夜勤中、健康のため“2時間の仮眠”が決められていた☆・・・大原さんは『まあまあ寝られて疲労感もスッキリ取れてる☆』と言う2時間の仮眠から目覚め仕事の現場に戻っていった・・・
統計にとって観ると、明らかに“仮眠2時間未満”よりも“仮眠2時間以上”の方が高血圧・生理不順などの症状の割合が20%も減っていたのである☆僅か2時間だけ仮眠しただけで、こんなに大きく健康リスクが抑えられていたのである☆どうやら、仮眠に入るこの“午前1時”がキーポイントになるらしい、なぜならば、平常の生活でも、この午前1時頃から2時間一番深い眠りに就くことが出来るのである☆夜中の勤務では血圧が上がり易くなる傾向があるゆえ、そのリスクも抑えることができるのである☆・・・
しかし、考えてみれば病院勤務の医療スタッフの週に1回の深夜勤務などは凄く恵まれいて楽なもんだ!なぜならば、1週間ごとにシフトしていく、日勤→日勤→夜勤→仮眠なしの泊り明け勤務、このシフト勤務を永遠に繰り返していく労働者はどうなるんだ!?あらゆる病気のリスクを抱え込んでしまうってか!平常の生活リズムをキープして、出来るだけダメージの蓄積を少なくするしかないってか!?・・・
そんなこと無理だ!そんな慰めはいらん!それなら医者の立場として明石教授が先駆けて行政に『夜勤の場合は必ず2時間の仮眠を取るべだ!泊り明け勤務は健康のリスクが大きすぎる!人の命を死に追いやるようなものだ!』と推奨してくれる保障でもしてくれるってか!?是非、近い将来、小生は、全ての夜勤勤務に仮眠2時間が義務付けられていることを願いたい!・・・このヘビーなプロジェクトのプレゼンを無事やり遂げた三輪アナに拍手を贈りたい☆・・・