Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

ガッテン!肝炎ウイルス検査を受けたくなる秘密! 2018年5月29日

2018-05-29 10:06:12 | 日記・エッセイ・コラム

ガッテン!スタジオに1枚のボードが小野文恵アナによって運ばれて来た、CMの効果もあって肝炎ウイルス検査の知名度も上がり、この10年間で、年間2万人もの県民が検査を受けて来た、いよいよ、江口有一朗・佐賀大医学部附属病院肝疾患センター准教授が、10年に渡って、肝炎ウイルス検査を受けて来た9千200人に及ぶ県民から直接、取り続けて来たデーターの集大成を、佐賀県健康増進課によってデーター分析され、“肝炎ウイルス検査を受けた一番のきっかけ”の結果が明かされる時がやって来た、そのグラフの縦軸には“検査を受けた一番のきっかけ”の人数割合が%で表されていた、また横軸にも“何から情報を得たの?”の人数割合が%で表されていた!そして、11の切っ掛け項目が人数割合で枠内に散りばめられていた!・・・

それら11の切っ掛け項目は、次のようになっていた、1)保健師の勧め、2)看護師の勧め、3)かかりつけ医の勧め、4)職場の勧め、5)市町村からの自宅通知、6)家族・知人の勧め、7)市民公開講座、8)イベント会場、9)病院ポスター、10)テレビ番組、そして11)はなわテレビCMの11項目が縦と横の軸内に陣取っていた!パッと見たところ、縦軸の受けた一番のきっかけでは、80%の支持率を受けた保健師の勧めがトップに来ていたが、横軸の情報元が保健師さんだと云う事を覚えている人が、18%の支持率で6番目と少なかった!横軸のトップはと云うと、48%と圧倒的支持を受けたはなわテレビCMが圧勝していたが、縦軸の受けた一番のきっかけでは、38%ぐらいで7番目と低くかった!・・・

このことが何を意味するかと云えば、情報元は他人事として知れ渡っているが、まだ自分自身でアクションを起こすまでには至ってないと云う結果に終わったようだ!正に、こちら立てれば、あちら立たたずである、まだ何かが足りないようだ!それは一体何なのだろう?そうです、それは、次に検診で病院に行った時に、検査を受ける後押しをしてくれる身近な人にまで辿り着けなかったことにあった!幾ら、はなわテレビCMによって、肝炎検査のことが知れ渡っても、肝炎検査受診のことを想い出させ、最大の切っ掛けとなる身内・知人、職場の人など周りの人や、医療情報源豊富な保健師・看護師・かかりつけ医からの、最後の一言なり、最後に背中を押してくれる切っ掛けに、充分に繋がらなかったことにあった!・・・

江口先生の解説によって、肝炎検査のために病院に辿り着くことの大切さが、良く分かりましたでしょうか?今日の番組を観た皆さん、医療機関従事者は勿論、家族や友人、職場の方に、「肝炎ウイルス検査を受けた方が良いよ!」と背中を一押ししてあげては如何でしょう!・・では、続いて、もし肝炎ウイルスに感染してしていることが分かった時の治療法についての注意点も、江口先生から説明があった、HCVであれHBVであれ感染が判れば、まず血液検査をして、ウイルスの量や型を調べる、今や、入院は無く、B型であれC型肝炎であれ、通院しながら飲み薬でウイルスをコントロール出来て、C型肝炎に至ってはウイルスを身体から消し去ることが出来る薬が出来ている!・・・

効果と副作用を考慮の上、医師から処方される薬を2,3か月飲めば治療は済むようである!薬原価は1クール4,5百万円と高価だが、国と県の助成制度によって、本人の負担も少なくなり、3か月の治療で済むようだ、高額納税者は1か月2万円だそうだが、それ以外は1か月1万円の自己負担になるようだ!皆さん、肝炎検査に引っかかれば、この治療を受けない手はないですぞ!・・次回、肝炎ウイルス検査最終章では、江口医師が今、もう一つ直面している大きな問題に迫っていくことにしよう・・・

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッテン!肝炎ウイルス検査を何故受けない? 2018年5月28日

2018-05-28 09:28:45 | 日記・エッセイ・コラム

JR佐賀駅構内に独り立って、『肝炎ウイルス検査を、はよぅ受けんね~!!』と、看板にキャッチコピーを掲げて、人々に肝炎ウイルス検査受診の重要性を呼び掛けていたあの男性は、実は佐賀大学医学部附属病院に居た!彼はこの病院の肝疾患センターに所属する肝臓の専門医、江口有一朗特任教授であった、佐賀県には、もともと肝炎の患者さんが多く、肝臓がん死亡率18年間連続全国ワースト1の汚名を背負い、江口医師はその汚名を如何にかして払拭せんかと考え奮闘してきた!・・・

    

どうやら、重症化されて病院に辿り着く人々も多いが、その患者さんたちは決して、いきなり肝硬変や肝臓癌になった訳ではない、そこまで辿り着くまでには長い時間の経過を経て結果的に重症化してしまったのだ、願わくば、佐賀県で肝臓癌で亡くなる方々をゼロにしたいと江口医師は願っている!そこで10年程前に、江口先生は佐賀県民に肝炎ウイルス検査を受けてもらうための活動を開始した、各地で年間300回もの講演を開いて来た、専門家同士で何度も、議論をし対策を考え出していった!・・・

      

しかし、検査を受けてくれる人は、毎年1万人程度と低く、なかなか増えていかなかった!そこで、心理面でも対策を考えようとして、江口医師が始めたのが、駅前や駅の構内などでの肝炎検査に行かない理由の聞き取りに没頭していった!時には、行きつけの飲み屋さんの女性たちにも聞き込み、遊びに行った海水浴場でも、何と、聞き込みをした人の数は数千人も及んだと云う!だが、いつも答えは同じ様なものだった、「検査に行け行けって言われるけどね、もう年だから分からないから受けなくてええ!」とか「余り現実感がないので~」とか「身体の不調がないので行かない」が返って来るぐらいのものだった・・・

          

中でも、特に目立ったのが、「面倒くさい!でも向こうから来て、検査するよ、って言ってくれればするけど、自分からあえて出向いてまでって云うのは無いかな・・」や、「クリニックの待ち時間がうっとうしい」だった!・・こうした情報をもとに、江口先生はある結論に至った、これまで佐賀の肝炎対策を、県医師会や色んな医療関係者がタイアップしながらやって来たが、その熱意とか必要性とかの目的が、住民に全然伝わっていないことに気づいて、根本的なやり方を変えなきゃならないと決意したようだ!・・・

  

そこで、平成25年に、検査を受けない人たちに向け、佐賀の生きた芸人広告塔“はなわ41歳”を立てて一大キャンペーンを実施することに至った!その結果、検査を受けてくれる人が、ななな~~~んと、70%もUPした!!その秘密をスタジオで聴くことにしよう!・・佐賀大学特任教授の江口有一朗先生がスタジオに招き入れられた、スタジオでも肝炎ウイルス検査に行かない理由が長々と始まった、これまでの内容と重複する故、割愛して検査に行く人が70%もUPしたその秘密に直接迫って診ると、『肝炎ウイルス研究結果を活(い)かしたその検査を勧めるCM』にあった!!・・・

   

郊外の農地をギターを抱えて歩く“はなわ”と、ぬいぐるみの“肝ぼう”が共演する『SAGA肝がんワースト1・汚名返上プロジェクト』のローカル・テレビCMにその秘密があった!はなわと肝ぼうが、畑で農作業に従事する人達を訪ねて、『肝炎ウイルス検査って、受けたことはありますか?』と訊いて回るCMだ!すると訊ねられた畑仕事に携わるの夫婦が、「いや~、ないですね!」と答える、はなわが『何で行かないんですか?』とつっこむと、奥さんが「この歳になって検査なんか恐ろしか!」と答え、旦那さんが「見つかっても治療する余裕はなか!」と答える、はなわが『是非受けた方が良いですよ、早い方がコントロール出来るんです!』と勧め、肝ぼうが「肝がんの8割以上は肝炎が原因、だから早めの検査が大事なんだ!」、そして最後に、はなわが『SAGAの本気を見せましょう!肝炎ウイルス検査に、い肝(かん)ば、い肝(かん)!」と締めくくってこのCMは終わりとなる、このCMこそが佐賀県の肝炎ウイルス検査率を70%も押し上げていたのだ!ふぎょぎょ・・・

      

この佐賀のテレビCMで、一挙に肝炎ウイルス検査を受ける人口が佐賀県内で伸びたと可成り納得できたようだが、まだ完璧でないワダカマリがある様な気がする、次回は江口先生がこのテレビCMに辿り着くまでのデーター取りの苦労話を取り上げてみよう、果たして、このテレビCMだけで良かったのか?それ単独では肝炎ウイルス検査の認知度が上がっただけでなかったのか?他にも検査を受けに行った一番の切っ掛けがあったのでは?それとも、複合的な切っ掛けがあったのではないか?詳しく観ていくことにしよう・・・

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッテン!肝炎ウイルスに関するあるチェック! 2018年5月26日

2018-05-26 10:04:28 | 日記・エッセイ・コラム

今から行き成り肝炎ウイルスに関するあるチェックをすることにしよう、突然ここで、古き良き年代の、ある映像が流れた、皆さんは、これらの映像を覚えているだろうかな?古い順に云うと1950年代の小生世代には懐かしい力道山のプロレス試合の映像、1975年当時、一世を風靡(ふうび、なびかせること)した子門真人(しもん まさと)が歌う“泳げ、たいやきくん”の映像、そして1988年開催のソウルオリンピックの3本の映像が流れた、これら3本の映像の年代とHCV(C型肝炎ウイルス)の予防注射器との深い関係があったのだ!・・・

  

パネラーの一人、ヨネスケさん70歳の様に当時を生き抜いた人ならピ~~んと気づいたことでだろう、1950年には“ツベルクリン結核予防接種”と、陽性の場合はBCG菌予防ワクチン注射が始まり、そうです、当時は、1988年まで、何のウイルス感染の対策がなされないまま、ツベルクリンに限らず同じ注射器の使い回しが平然と行われていた!勿論1988年1月以降は禁止になったが、この注射の使い回しによって肝炎ウイルスは多くの人達に感染していったと考えられる、今現在、1950年から1988年1月以前に生まれた30歳以上の日本人、およそ9000万人が、この条件に該当するようである!・・・

   

また注射器の使い回しの他にも、輸血・母子感染・カミソリの使い回しなどが肝炎ウイルスの感染経路として挙げられいる、心当たりがある人は、直ぐにでも、肝炎ウイルス検査に行こうと心配になって来たのではないでしょうか!でも、現実は違っていた、次の衝撃のデーターを観てみると分かる・・では、これまでに、30歳以上の人がどれくらい肝炎ウイルス検査を受けて来たのだろうか?30歳以上2万人の統計を取った内訳を観てみると、自ら受けた人が17.7%で、1993年以降、多くなったC型肝炎検査で、自分で気付かないうちに受けた人も含めて、出産や手術で受けた人が30.4%いたが、何と、 全く受けていない人が51.9%もいた!ふぎょぎょ・・・

   

そこで今、肝炎ウイルス検査を知らず、また知っていても受けずにいる人たちに、その肝炎ウイルス検査の大切さを世にアピールするため、厚労省は ポスター”貴方は肝炎ウイルス検査を受けましたか?”を作ったり、他にも様々な取り組みを行ってきた!一度、厚労省のサイトにアクセスしてその詳細に目を通してみてはいかがでしょう、兎に角、肝炎の感染に気付かないままに放置すると、肝硬変や肝癌などの重い肝臓病を発症するリスクが高まりますぞ!一度、市区町村での地域健診、最寄りの保健所や委託医療機関で、まず簡単な血液検査を受けてはどうでしょう、もしHCVの結果が陽性と出たなら、肝臓病の専門医療機関で精密検査を受け、医療費助成制度のあるインターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療を受けてみよう!・・・

   

既にお分りでしょうが、兎に角、早期発見と早期治療が肝心ですぞ、皆さんは、前々回5月16日付の癌予防対策~その1で、肝炎ウイルス感染と肝臓病が一番多い佐賀県のとある駅構内で、一人佇(たたず)み、通勤者たちにビラを配り、肝炎ウイルス感染予防の重要性を啓蒙運動していたある大学の医学専門家である男性のことが気になりませんか?彼の横に立っていた看板には、ぼかしが入っていたが、実は、そこには『肝炎ウイルス検査早よぅ~受けんね!!20歳以上、佐賀県在住、初めての検査、それらの条件が揃えば無料ばい!〇〇〇センター』と書かれていた、では次回は、その男性に焦点を当ててお伝えすることにしましょう・・・

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッテン!HCV/HBV感染による癌予防検査~その2! 2018年5月24日

2018-05-24 10:41:59 | 日記・エッセイ・コラム

前回の運転免許を更新してから早、3年が経った、先日21日、予約していた加古川自動車教習所へ行って、年・月・日・曜日・時刻などを正確に回答できるかのA検査、記憶した16種類のイラストの名前が正しく回答できるかのB検査と、時計時刻を正しく描けるかのC検査など、“75歳以上の認知機能検査”を受けて来た、早々と先程昼前にその結果“案内番号3”が届いていた、開いて観ると、幸い検査総合点が90点を獲得して、“記憶力・判断力に心配ありません”の判定を頂いていた、早速、同じ教習所に電話して、5月30日の高齢者講習と実車教習の予約を取った、やれやれ・・・

 

色んな用事が相まって遅れましたが、「HCV/HBV感染予防~その2」へ入ることにしよう、前回のその1で、一生に1回だけ受ければOK/費用は原則0円/かかる時間はほんの3分間と云う“HCV/HBVに感染して肝臓癌にならない検査”のことをお伝えしたが、その検査をいち早く日本で取り入れていたのが山梨県である、早速、山梨へに跳んで行ってみよう!・・自然豊かな山梨県ではいくつかの自治体が全国に先駆けて肝臓癌にならない為の検査を取り入れていた、この検査の効果もあって、3年前に比べて肝臓癌になる人の数を32%も減らすことに成功していた!・・・

  

一体、どんな検査だったのだろうか?その詳細をガッテンボーイの宮森右京くんが調査してくれた、まず町の若者に訊いてみたが、「分からないです、知らないです!」しか返ってこなかった、でも、中高年の皆さんが参加するフラメンコ・サークルに、その答えがあった!何と、他県より癌に関する健康診断の項目が多かったのだ!更に山梨・北杜(ほくと)市の役所に詳しい話を聞きに行くと、何と、既に25年以上前から癌の健康診断の検査項目を増やしていたのだ!この日、その検診を上野原市で行っていると聞き、その現場に直行した!・・・

  

一体どんな検査なのか?会場に入って観ると、ただの血液検査が行われていただけだった、看護師さんに確認してみると、「癌にならないための検査は採血だけです!」と返って来た、この検査だけなら確かに3分あれば終わるであろう!実際この検査を受けた人は、「無料で受けられて、なおかつ時間もかからない!それだったら受けない手はない、凄く安心できて嬉しいと思います!」と喜んでいた、確かに、採血導入当時、26年前の健康診断表には、追加項目として“HCV(C型肝炎ウイルス)”がハッキリ印刷されていた!この肝炎ウイルスこそが肝臓癌を引き起こしている感染源(もと)とは余り知られていない!・・・

   

では、ここで肝臓癌の原因の内訳を観ていくことにしよう、アルコールが原因の肝癌はほんの微々たるもので、その原因の8割近くがHCV(C型肝炎ウイルス)で占められていた、そして、その2割近くを2位のHBV(B型肝炎ウイルス)が占めていた、何と、平成16年の厚労省の統計によると年間、C型・B型肝炎ウイルス感染者数は、C型・B型合わせて約280万人に及ぶと推定されているようだ ・・そもそも、人に10万分の数ミリの肝炎ウイルスが肝臓に感染すると、免疫細胞との戦いが始まり、その時、免疫細胞は肝細胞ごと破壊して、白身を帯びて炎症状態の“肝炎”と呼ばれるようになる、それが硬くなって悪化すると“肝硬変”となる、肝硬変がさらに進行すると遂には“肝臓癌”にと豹変していく!・・・

   

肝炎ウイルスを感染したまま放置すると、大体、30年ぐらいで、感染者の20から25%の患者が肝臓癌を発症すると言われている!山梨が早くから採血と云う対策に乗り出し、HCVと云う検査項目を設けたのも、肝炎ウイルス早期発見治療の為の理由があったからだ!山梨県がこのことに早く気づいたのは、そもそも、肝炎ウイルス感染者が多かったからだ、よって、今から26年も前の1992年(平成4年)から、特別に採血検査を健診に導入していた、すると肝臓癌を発症する人が32%も激減したのだ!次第にこの取り組みが山梨の全自治体にも広がって行った!即ち、肝炎が早期発見され、その原因である肝炎ウイルスにあると分かり、肝臓癌発症の手前で肝炎ウイルス早期治療に結び付いて行ったのだ!・・・

これら山梨県の肝炎対策の理由がもう一つあった、山梨大医学部附属病院肝疾患センターの坂本穣・准教授は次のように、「肝臓と云う臓器は沈黙の臓器と云われていて、殆ど症状が出ないので、自分が感染してい知ることに気づかない、肝硬変になっても気づかない方もいる、ましてや、肝臓癌にも気づくことないでしょう!」と語ってくれた、特に肝炎ウイルス感染は、ただ、けだるく疲れやすいぐらいで、感染しても症状が出ないことが多く、東京・渋谷区出身の歌手・伍代夏子さんも、たまたま受けた検査で、C型肝炎の感染を知った、その後、伍代さんは治療を受けて肝炎ウイルスを肝臓から無くすことができ命拾いした、その経験から今、伍代さんは採血検査の大事さを世に訴えていた!・・・

 

でも健康診断で血液検査を受けているので大丈夫と思っているあなた、それだけでは充分ではありませんぞ!ふぎょぎょ!何~~でか?3分の採血で分かると言ったではないか!?それはね、一般的な血液検査で分かるのは、肝臓の健康状態だけで、肝炎ウイルスが居るか居ないかは、別の検査を受けないと分からいようだ!この検査でウイルスを診付ければ、癌になる前に治療が受けることが出来ると云う事だ、この2本立てで、初めて“肝臓癌にならない検査”いうことが出来る!次回は肝臓癌にならないための“肝炎ウイルスに関するチェック”と題してお贈りしよう・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石堂氏によるイスラエル建国70周年セミナー! 2018年5月19日

2018-05-19 17:28:52 | 日記・エッセイ・コラム

ここ加古川はあの寝苦しい湿気も消え失せ、今日土曜日は朝から爽やかな風が吹く好天気に恵まれた、今日はイスラエルから加古川に凱旋帰郷した石堂ゆみ(50歳位だが年齢不詳、加古川市出身、NYシオン聖書学院修士号取得、イスラエル支援団体Bridge for Peace、イスラエル政府公認記者であり公認ガイド)氏が、懐かしい加古川バプテスト教会に凱旋帰郷して、9時半から3時半までイスラエル建国70周年スペシャル・セミナー“ホロコーストと建国とそれから世界情勢(ランチ代含めて参加費1000円)”を開いてくださった・・・

会堂には90人強の会衆が押し寄せ、ユダヤ人の不運な歴史の裏にある神による導きと復活、終末に備える我らクリスチャンの信仰の大切さに及ぶ講義に感動させられた!・・旧約聖書の創世記10章にある様に、神はメソポタミアのウルと云うユーフラテス川の河口近くに住むへブル人(放牧民)の族長・アブラハムに約束された、アブラハムの子孫を連れ“神が約束する地”カナン(地中海とヨルダン川・死海に挟まれた地域一帯)へ行ってその地を治めるように命じられた、途中、BC2000年、ユダ族の地バビロンで捕囚(ほしゅう)となってユダヤ人と呼ばれるようになった、バビロン捕囚のあと、エジプト捕囚時代を経て、神からシナイ山で“十戒”を頂いた大預言者モーセに、40年間荒野を導かれ、イスラエル12支族は、濁流のヨルダン川を渡り、BC1250年、カナンの地に入った、イサクの双子の弟、ヤコブを神の勅令によって“イスラエル民族の父”となるイスラエルと名が変えられた!・・・

ユダヤ人の歴史は一言で表現するならば迫害の歴史である、初代のキリスト教もローマ帝国に公認されるまでは激しい迫害を経験したが、しかし紀元後392年には国教化された、ローマ帝国が東西に二分される頃には、欧州各地に離散していたユダヤ人たちはイエス・キリストを十字架に付けた”神に呪われた民”と見なされ 差別の対処にされた、この頃、日本はまだ古墳時代の中に居た・・もっと時代を進めてみよう、ユダヤ人に何故かやさしいポーランドでは、1246年にユダヤ人保護法が公布され、欧州全体からさらに多くのユダヤ人が集まるようになった、14世紀に入ると欧州全体にペストが大流行して、欧州の3分の一が亡くなった、しかし、ポーランドでは犠牲者が少なく、ユダヤ人が毒を撒(ま)いたと噂(うわさ)が広まり、ユダヤ人虐殺が発生し、人種的反ユダヤ主義に走って行った!・・・

1517年、ドイツのマルティン・ルターの宗教革命に賛同しないユダヤ人にしびれを切らしたルター派は、ユダヤ人の礼拝堂シナゴーグを焼き払い、ユダヤ人撲滅・処刑を主張し反ユダヤ主義思想が始った、えっ、信じられない!?だが 1789年のフランス革命による人権宣言が出されて以来、反ユダヤ思想は弱まり、むしろポーランドでは超正統派ユダヤ人が台頭してきた、19世紀末のこの頃、ヨーロッパのユダヤ人の中で、シオン(今のイスラエルの地名)にユダヤ人国家建設運動”シオニズム”が高まった・・さあ、長くなるので走(はしょ)って行こう、1914年に始まった第1次世界大戦に敗戦したドイツは、ベルサイユ条約でその全戦争責任を負わされて多額の賠償金が課せられた、1928年に起こった世界経済恐慌のとき、僅か支持率3%のナチス党が急進し、1933年には、党首アドルフ・ヒトラーが首相になった!・・・

次第に、ルター派の神学的人種差別反ユダヤ主義も手伝って、ドイツには強い反ユダヤ主義が広まり、この頃からユダヤ人国外避難が始まって行った・・遂に1938年、ポーランド系ユダヤ人青年が、ヒトラーの反ユダヤ政策に抗議して、ドイツ大使館員を射殺する事件“クリスタル・ナハト(水晶の夜)” が起こり、一夜にして100人のユダヤ人が殺害された!この頃、リトアニア・カウナスで日本領事館代理をしていた杉原千畝(ちうね、日本のオスカー・シンドラー)発給のビザが、6000人以上のユダヤ人避難民を救出した貢献は、我等日本人の誇りである!そして、1945年4月30日にヒトラーが自殺し、1945年5月9日にドイツ国防軍が降伏し、ヨーロッパにおける世界大戦(1939年~1945年の6年間)が終結するまで、ナチス・ドイツ軍がポーランドに侵攻し、アウシュビッツ強制収容所ガス室などに送り込み、虫けらのごとくユダヤ人を虐殺(ぎゃくさつ)し続けた!何と、その犠牲の数が600万にも及ぶゲトー・ホロコースト(集団的殺りく)となった!・・・

その後、1948年5月に国際連合のパレスチナ分裂決議に従って、ユダヤ人国家“イスラエル建国”が正式に宣言され、今年2018年で建国70周年を迎えた!イスラエル中央統計局によれば、今や、イスラエル全人口658万9000人の74.8%をユダヤ人が占めると云われる!だが、ユダヤ人にとって、あの長~~い暗黒のトンネルをくぐるような地獄の恐怖を与えたホロコーストの不幸な時代が、この世の終わり“終末的時代の到来だ”とユダヤ人に懸念と脅(おぴ)えを与えさせた事実は、他にどの様な表現があるのだろうか?小生も、イスラエルと云うキリスト教国家が、これからもアメリカや世界に散らばるユダヤ人同胞たちと、また世界のクリスチャンたちと協力し合い、そして救世主イエス・キリストの加護のもとに、特に過激的少数派のシーア派が多い周りのイスラム諸国と平和の均衡を保ち、益々栄えんことを祈らん、アーメン・・・

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする