区議会閉会日に、議会運営上のことで課題が出て、決まっていた日程（11時議会運営委員会、午後1時本会議）が破棄され、議会運営委員会が午後4時半の開催となり、本会議は午後4時55分開会までずれこみました。
本会議では、執行部から出された議案の採決と意見書発議についての討論です。執行部から出された議案のうち、マイナンバー関連の議案に反対しました（共産党のほかに生活者ネットと無所属2人も反対）
また、自民党から提案され、議会運営委員会（共産党は除く）の提案となった「緊急事態に関する国会審議を求める意見書」に反対。公明党から提案され、議会運営委員会（共産党は除く）の提案となった「地方公共団体情報システムの標準化に向けての意見書」に反対しました。
「緊急事態に関する意見書」は、自民党の改憲4項目のうちの「緊急事態条項創設」を目的としていることはあきらかであり、「感染症や自然災害に強い社会」をつくることを理由にしているものの、これらは、現在の法体系で十分対応できます。日本弁護士会の声明でも反対しています。生活者ネットと無所属区議１人が反対討論を行い、無所属区議1人が反対し、反対は合計8人でした。また、「システムの標準化」は、共産党のみの反対でした。標準化で中央集権が強まり地方自治の独自性がなくなる問題を区議会でもっと取り上げていく必要を感じました。
