前回の記事のとおり、楽天経済圏への移行によりポイント富豪になった私。
でも、いざポイントを使おうとすると期間限定ポイントの使い勝手の悪さやSPU効率を高めるためには楽天市場での買い物にポイントは使えないなど、なかなか思うように使えず悪戦苦闘する日々。
楽天ポイントをお得に運用するにはどうしたらいいの?
誰か教えて〜(CV新田恵海)
というわけで、楽天ポイントの適切な運用方法を考えてみた。
まず楽天ポイントの仕組みから。
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があって、様々なキャンペーンやSPUによって取得出来るのは主に期間限定ポイントの方。
この期間限定ポイントが中々に厄介で、SPUや買い回りセールなど、高額還元のサービスで取得したポイントの利用期間は大体1.5ヶ月間(取得翌月末まで)となっている。
さらに厄介なのは期間限定ポイントの使用制限。
楽天証券での購入に充てる事は出来ず、楽天Edyへのチャージも出来ず、他社ポイントへの変換も出来ない。
楽天市場での買い物、街での楽天ポイントカードもしくは楽天ペイでの支払い、楽天モバイル、楽天でんきなど楽天サービスの支払いにしか使えないわけです。
「結構使い道あるじゃん?」と思われるかもしれないが、これが罠なのです。
私ももはや楽天経済圏の一員なので、毎月の日用品の買い物や娯楽に関するものはほぼ楽天市場で購入しようと思っていて、その買い物に対してSPUが適用されます。
上記が2020年4月現在のSPU対象サービス。
(余談だが今年4月に楽天モバイルのSPUが+2倍→+1倍に改悪されたので怒り狂っています)
私の場合、
楽天モバイル(+1倍)
楽天カード(+2倍)
楽天ゴールドカード(+2倍)
楽天銀行+楽天カード(+1倍)
楽天の保険+楽天カード(+1倍)
楽天証券(+1倍)
楽天市場アプリ(+0.5倍)
楽天ブックス(+0.5倍)
楽天Pasha(+0.5倍)
合計+9.5倍に通常ポイントでさらに+1倍、10.5%が常に割引される状態になっています。
ここで注目してもらいたいのは、各SPUサービスで付与されるポイントの計算元。
楽天市場での買い物金額に掛かるものと、楽天カードの決済額に掛かるものの2種類があるのです。
楽天カードの決済額に基づくSPUサービスは楽天カード(+2倍)、楽天ゴールドカード(+2倍)、楽天銀行+楽天カード(+1倍)、楽天の保険+楽天カード(+1倍)の合計6%分。
これが今回の悩みのタネで、期間限定ポイントを消費したいがために楽天市場での買い物に充当しようとすると、そのポイント分6%の機会損失が発生してしまうのです。(街での支払いに充てた場合は楽天カード通常利用分の1%のみなので実質的な機会損失は5%)
月の固定費としては楽天モバイル(1,080ポイント/月)とガソリン代(約6,000ポイント/月)くらい。
5,000〜10,000ポイントなら薬局での買い物やたまの外食でなんとか使用しきれるのだが、今回のように、大きな買い物をした際に高額のポイントを期間内に使い切るというのが地味に難しい。
さらに現在コロナウィルスのせいで中々外出できず、なおさら楽天ペイを使う機会がないという...
まだまだ新居に必要な家電があるので、街の家電量販店で利用しようと思うも、ビックカメラが楽天と提携しており、こちらもSPU同様楽天カードを使用しなければならずポイントは使いづらい...(ちなみに冷蔵庫はこのサービスを利用してビックカメラで購入。約20,000ポイントGET!)
ポイントを使い切る為に不要な出費をするのも本末転倒だし、やはりカード利用枠を無駄にしてでも期間限定ポイントを消費するしかないのかな。
適切なポイント運用のためには入口(購入時点)から使い道を考えておかないといけないですね。
家計管理はかくも難しい...(考えすぎ)
楽天道を極めるにはまだまだ先は長い。