ベラルーシの部屋ブログ

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作業員5人に放射性物質付着 茨城の原子力機構施設

2017-06-06 | 放射能関連情報
2017年6月6日のニュースです。

作業員5人に放射性物質付着 茨城の原子力機構施設

日本原子力研究開発機構によると、6日午前、茨城県大洗町の大洗研究開発センター燃料研究棟で、核燃料保管容器の点検中に異常が発生し、作業に当たっていた5人の服などに放射性物質が付着した。

 機構が作業員の被曝(ひばく)状況を調べているが、5人のうち3人は鼻から放射性物質を吸い込んだ形跡があったという。外部への影響はないとしている。

 機構は同日午後7時から詳細について説明するとしている。

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 このような事故が起きた場合に備えて、このような施設では、プルシアンブルーなど、放射能を体外に排出させる促進剤が常備してるはず。・・・と願っているのですが、実際はどうなのでしょう?
 
 ただプルシアンブルーはセシウムには有効だと思いますが、(それでも全部取りきれるとは限らない。)上記ニュースで報じられている放射性物質はウランかプルトニウムかもしれません。 
 でも作業員の急性被爆に備えて、何か対応策を考えて準備していたはずです。
 それが迅速に上手くいけば、放射性物質を吸い込んだとしても、健康被害は出ない、と願いたいです。

 このブログ上で繰り返しお伝えしているペクチンはこういう急性被爆の対応策としては、優先して使ってもあまり効果がないでしょう。
 ともかくこの5人の作業員の方が被爆していないことを祈ります。
 東海村JCO臨界事故は文字通り悲惨だったと思います。

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 この事故の続報はこちら
 

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