ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

日本文化情報センターの活動 剣道体験会 その1

2012-04-04 | 日本文化情報センター
 3月29日日本文化情報センターのある第5児童図書館内で、剣道の体験会を行いました。
 ちょうどベラルーシの学校は春休み中。50人の子どもたちが剣道なるものを初めて目にしましたよ。
 剣道を紹介してくれたのはミンスク市内にある剣道愛好家クラブの皆さん。
 このクラブ「ミンスク剣道クラブ」のサイトはこちらです。(ただしロシア語のみです。)

http://www.kendo.by/


 ベラルーシにはちゃんとベラルーシ剣道連盟が存在し、3つのクラブが所属しているそうです。
 でも他の武道と比べて、剣道は竹刀とか防具とか用具がたくさん必要ですよね。そのためベラルーシ人には気軽に始められるスポーツではなく、まだまだ剣道人口は少ないそうです。
「剣道連盟はあるけど、うちのクラブで真剣に練習している人は20人ぐらい。」
というお話でした。

 それに加えてベラルーシの子どもは空手や柔道は知っていても、お面や胴をつけた剣道は知らないので、予備知識もなく(何かよく分からないまま)図書館に集まってきた、という感じでした。
 剣道のデモンストレーションをしてくれる3名の剣士が、準備している間、私が簡単に剣道とは何かと話はしましたが、やはり何かよく分かんない、という状態でした。
 そこへ突如、防具に身を固めた2人が登場!
「うわー! サムライだー!」
と叫ぶ少年・・・。
 その(ベラルーシでは見たことのない)外見に衝撃を受け、腰が抜けてしまう少女・・・が続出しました。(^^;)

 しかし竹刀を振るう2人にみんな見とれていました。
(面! で頭部を叩かれているのを見ると、笑い出す子どもが多かった。なぜだろう? そんなにおもしろい?)

 画像にも少し写っていますが、びっくり仰天して隣の人と抱き合う子どももいました。
 しかし剣道会が終わる頃にはにこにこして、記念撮影していました。

 

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