nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

住宅展示場めぐり

2015-11-14 16:05:15 | 建て替え新築

先日一条工務店で建てた家の3周年に当たり、実際の3年間住んでの感想等をまとめようとしましたが、実際のところ他のメーカーさんとかはこの3年間でどれほど進歩しているのか気にはなっていたところに、昨日の新聞折り込み広告に住宅展示場の催しのチラシが入っていた。

妻も出掛けていていないので昼食がてら遊びに行って来ました。

あいにくの天気でしたが、駐車場には沢山の車が停まっていました。

今日は、右側からぐる―と全部のモデルハウスを一回りすることにしました。

いろんな視点で各住宅メーカさんの状況を聞いて見ました。

時々、住宅メーカーのチラシが入るのですが、最近は床暖房の事も書いてあるので、この殆どの展示ハウスが新築したばかりの住宅展示場なので前回ブログした様にみんな床暖房を組み込んでいるのかと思っていたが、実際に床暖房を設置していたのは一条工務店の展示ハウス以外には1軒だけで、それも今日は稼動していないとの事。

各社聞いて見ると、3年前と殆ど変らずで「全館床暖房は可能ですが、普通はリビングだけですよ」と云う。

何故かと聞くと、全館入れるにはかなり高額な工事費になると言う。

それと、全館床暖房にすると使っていない部屋まで暖める事になり、電気代が大変な事になると言う。 ・・・・これはそのメーカーでの話しなのだろう。 

黙って話は聞いてあげたが、一条工務店の家なら格段に安く全館床暖房に出来るし、4区画に分けて入り切りの設定も出来るし、古い家の光熱費の総額より総電気代が少なく済むのにね。 

ところで、暖房の方法で多かったのが下の写真の蓄熱式の暖房で、この展示場の半分くらいの展示ハウスに採用されていました。

夜間電力で中に入っているレンガを加熱し、その余熱で日中の暖をとると云うもので、私も3年前にこの蓄熱か床暖房かを判断する羽目になった。

その時は、夏だったので実際にこの暖房方式を稼動している状況は確認出来なかったが、今回初めてその状況を確認できた。

本体に触ると、火傷まではしないかも知れないが、結構熱くて触り続けるのはちょっと・・・

その代り遠赤外線が出ていてそばに居ると、顔が熱い位にその熱を感じるためストーブ馴れしている人は気に入るかもしれない。

これを採用している展示ハウスは皆同じメーカーの製品を使っていたと思う。 形が皆同じだった。

私も、3年前にこの蓄熱方式と床暖房を比較検討して床暖房を選択した訳だが、その理由は

この暖房機は家の中の1箇所だけでの暖房なので、ドアを閉めていたら他の部屋が本当に温まるのか理解できなかった事。

それに、足元が少し冷えていたモデルハウスもあった。 やっぱり、足元から暖かい方が良いと思う。

今日も各社に聞いて見たが、私の問いに開き直った説明員の方は「皆さん、どのお部屋のドアも開けて生活するんですよ」だって?

確かにこの暖房を採用している展示ハウスの作りって寝室含めた各部屋にドアが無く開放感をうたっているが、実際家を建てる時に本当にドアの無い部屋ばかり作るだろうか?

部屋に入ってドアを締め静かな時を過ごしたいものだ。 その状態でこの暖房機が無い部屋がどれほど温まるのかは私は分からなかった。

それにどのメーカーだって、24時間換気の方式はダクト方式で各部屋へダクトで外の空気を送って一か所で吸って排出している。 つまり、ドアを閉めた状態で他の部屋の暖かい空気が流入する事は殆ど無いと思う。

24時間換気システムについての話しが出た所で、この重要なシステムについても同じく聞いて見た。

私も3年前に他の2社のメーカーさんの工事中物件を見させて頂いた時に天井裏に設置された1m四方くらい厚さ30~40cm位の大きさの熱交換方式換気システムを見させて頂いたが、こんな装置で家の中の空気を入れ替える事が出来るのかと感心はしたものの、どれほどの熱交換効率でどれくらいの時間で家の空気を入れ替えられるのかは答えてくれるところは無かった。

今日、回ったあるメーカーの展示ハウスでは、結構ファンの音がうるさいので確認したらお風呂の換気扇を回していていた。

何故かと聞くと、「24時間換気システムは小さくて、これだけの大きな家の空気を入れ替えるには換気扇を回す必要があり、台所の換気扇が一番パワフルで良いんですよ・・・」

はあッ!?

何のための熱交換式換気システムか全く分からない回答だった。

家の中の空気を綺麗にするのに単なる換気扇で、温まった空気ごと外へ捨ててしまうの?? これじゃ折角の高気密高断熱の家のご利益がない。

一条工務店のそれは、巨大だ。

下の写真は私の家の2Fに設置された一条の熱交換式換気システムだが、知らない人に見せると「これ、冷蔵庫?」と云う。

扉を閉めると小部屋でもあるのかと思われる。

でも、上半分はダクト部屋になっている。

下半分だけがその熱交換換気システムな訳だが、それにしても天井裏に納まる様な小型の物では無い事は分かると思う。

それに、ただデカいだけでは無い。

デカいと、恐らく空気を送り込むためのFANも大きいはず。 すると、低回転で多くの空気を送れるので音が静かになる。

展示ハウスは、何かと音があるので、ほんとのところダクトを通って流れてくるFANの騒音がどれほどの物かは確認できないが、私の家では深夜寝ている時にならないと送風の音に気が付かないほどの静けさだ。

そして、このデカい換気システムは前回ブログにも書いたが90%の熱交換効率であり、外気を3時間位で総入れ替えするような状態でも家の中の熱を効率良く戻してくれるので、本当の意味での高気密高断熱を実現してくれて、新鮮な空気を送ってくれている。

昨年に吹雪で10時間停電した際には、当然24時間換気も止まってしまったが、その時は高気密高断熱の性能だけで屋内の温度低下を防ぐことになるが、日常的にそれを行ってしまったら健康な生活は難しいでしょう。 人は、空気を吸って生きていますからね。人が居るだけで空気を汚している訳で・・・

さて、今日の展示場めぐりの最後は一条工務店でした。

当時私の家の担当営業だった大畑さんが居なかったので、聞いたら事務所に居るので呼んで来ますと言って来てくれました。

時間的に、もしかするとお昼ご飯を食べていたのかも知れない。 

聞いて見たが、「そんなことないですよ」と暫らくぶりの笑顔に逢った。

30分以上も長居をさせて頂いて、一条の新しい展示場の中で3年前に建てた私の家との違いを聞いて見た。

樹脂サッシが2重ガラスから3重ガラスになったそうだ。

実際の窓ガラスも確認してみた。

ホーッ! 私の家の樹脂サッシでの夜明け外気 マイナス3.8度 時の部屋側のガラス表面温度は プラス7~8度 でしたが、きっとこのトリプル樹脂サッシならもっと暖かいのだろうと容易に想像はつく。

時代は進歩するものだ。

2重樹脂サッシでの私の実験結果について興味のある方はこの行をクリックしてください。過去の記事に行きます。

それと、もう一つは床材。

他の展示ハウスでもワックスがけはしないんですかと聞くと、この床材はワックスがけが不要なんですと言うので、一条の展示場の床についても聞いたらやはり同じくワックスがけが不要な様に既に加工がしてあると言う。

私の家を建てた時は、ワックスがけを永年したくないので、樹脂コートを別途したのにね。 どんどん良くなっていくねぇ。

でも、私の家の床は今でもピカピカ光っていて自分的にはその方が好きですけどね。

最後に、私の家には付けなかった押し窓用の網戸を見せてもらった。

網がロール式になっていて横にスライドさせるらしい。

気になっていた周囲の隙間も無く密閉度があり、細かい虫も入りずらいと思った。

下の写真は途中までスライドさせたところの写真で、左側の縦のラインの薄い部分から網戸が出て来るのには驚いた。

これからでも付けられると言うが、やっぱり3連窓には網戸はよすことにした。

夏の時期に夜寝る時にエアコンだとどうも寝つきが悪いので寝室のスライド窓側を網戸にしたかったので、来年に向けて網戸の見積もりを願いして帰って来た。

やっぱり、どんな物でも時代が流れて古くなっていくけど、それでも良い物はいつまでも良いと思えるものだと思った。

また、新しい物探しに展示場へ遊びに行って見たいと思う。

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