今朝も外は氷点下。 山も朝から時雨れているようです。
以前の「二重ガラス樹脂サッシの恩恵」で、ガラスの露着きの話しをしましたが、相変わらず寝室のみ早朝ほんのりと露が付きます。 他の部屋の窓には一切露付きはありません。
寝室の窓の様子 ↓ 周囲に少し結露
今朝も寝室の湿度を見ると60%近くあります。
結露についてネットでその条件を確認して見たところ、露点計算のエクセルが載っていました。・・素晴らしい。
この計算式が埋め込まれたセルに部屋の温度と湿度を投入すると、その状況下で結露するための物体の温度(露点温度)が分かるらしい。
早速今日の寝室の温度(17度)と湿度(59%)を投入。 結果は、「露点温度=9度」
寝室の気温、湿度状態で物体(ここでは窓ガラス)の温度が9度を下回るとそこに結露が始まるらしい。
結露しない他の部屋は?
書斎の窓 ↓ 結露はありません
書斎の室温と湿度↓
同様に書斎の温度(18.7度)、湿度(44%)での投入結果は、「露点温度=6.2度」
更にもう一か所、リビングの環境下では?
リビングの窓の状況 ↓ 結露はありません。
リビングの今朝の室温と気温↓
温度(19度)、湿度(44%)では、「露点温度=6.5度」となります。
階段の窓 ↓ も結露はありません。
早朝での窓ガラスの温度は恐らくどの窓も同じだと思いますので、室内の温度と湿度の環境の違いだけが結露を起こすか起こさないかの違いに結び付くのだと考えます。
上記の結果を踏まえると、少なくとも窓ガラスの温度は6.2度以下にはなっていなと思われます。自分達の息や体から出る汗で寝室は湿度が高いためガラスの温度が6.2度以上有ったとしても9度以下であれば結露するのはしょうがない事だと思います。
ただ、寝室の窓も周囲の一部しか結露しないので、ガラス面の大半は9度以上あるのではないでしょうか。 実際、まだ暗い朝6時ごろに窓を触っても大して冷たくはありません。 外は-5度とかの状態で窓ガラスが9度もあるとすればそれは凄いことです。
寝室は、室内の環境条件が悪いためその露点温度ギリギリのところにいるためガラスの一部だけ多少の結露が起きるのでしょう。
温度計や湿度計も同じものでは無いし、測定誤差もありますがどちらにしても、二重サッシの恩恵の大きさには感謝致します。
ちなみに土曜日に星の会の忘年会を家でやったのですが、鍋ものをリビングで行ったところ温度21度、湿度70%まで達して、さすがにリビングの窓ガラス全体にうっすらと結露したのを始めて見ました。 この場合、露点温度は15度くらいになりますから、ガラス温度が10度あったとしても十分な結露環境にあった事になります。 鍋の火を止めたらアット言う間に結露はなくなりました。
近い内に、早朝のガラス表面の温度を直接測定しようと思います。 結果をお楽しみに。