12月10日のブログにも私の家を含め、周辺は工事三昧だと書きましたが、水道工事は年末でほぼ終わりましたが、河川工事はいまだに続いています。
これは、工事初期の1月9日の写真ですが、護岸がかなり急になっています。
元は、手前の斜面程度の勾配で、自由に下まで降りていける傾斜角度でした。こんなに急斜面にするはずないと考えていたので、下部のコンクリート部を厚くするのかと思っていましたが、ブロックを積み始めてやっぱりこの角度のまま工事する事を確証しました。
15日には、下の様に大分上まで出来上がりました。 どう見てもこの角度は危険ですよね。
救いは、手前の部分は天然石を使ったゆるい傾斜になっている事。
この前日、工事関係者に話を聞くことができました。
それによると、川幅を広くするために急斜面にしたそうです。また、下流まで川底を削って川底を深くし、洪水の時に今以上に流れを良くするのが目的なんだとか・・・
でも、天然石の先のブロック部はいただけないですね。 このブロックの物は、洪水の際大きな石が当たって1枚はがれると次々に回りのブロックも剥がれてアット言う間に護岸が崩れてしまいます。 以前の那須水害の時にこの下流側がそうでした。 その後の復旧時には、全て天然石の護岸としたのに、やっぱり不況でお金が回らないのか?
護岸工事をすると言うので少しは安全になるかと思ったのですが、そうでもなさそうです。
ちなみに石やブロックを固定するコンクリートって、わたし的には普通のドロドロした生コンを流し込むのかと思っていましたが、意外と砂が多めの粗いコンクリートを下地にして石を乗せているだけのようです。ただ、天然石の場合にはこの後仕上げに石と石の隙間にコンクリートを流し込むと思います。
ただ、人口ブロックの場合にはブロックの表面の後ろは四角錐の様な状態になっているのですが、その間にはコンクリートを流す様子は無く、細かい砂利で埋めているだけのように見えるのですが、カバーがあって良く見えませんでした。 仮にそうだとすれば、1枚剥がれると連鎖的に剥がれて流されてしまうのは当然かと思います。