前回最後の写真は産業技術博物館です。久しぶりに「散歩」に行きました

以前は建物の外にも歴史的車両が青空展示してありましたが、それが列車博物館だかに引っ越したとかなんとか…
1)以前は直接建物に入るようになっていましたが…

2)この入り口ホールができました

3)ここも14の呪縛で一部「第一次世界大戦」展示

4)第一次大戦といえば毒ガス、でガスマスク

第一次の経験に懲りて、第二次大戦では使われていません
5)戦争には莫大な資金が必要です

「戦時公債を買って前線を支援しよう」という宣伝
6)前線で物資が乏しくなると靴も手造りしたようです

このほか大砲とか、砲弾を受けて「壊れた」顔の写真とかありましたが省略。
ここの展示は主に産業革命期に集中しています(博物学的なものは全て自然史博物館にあります)。
7)産業革命期といえば鋳鉄の蒸気機関

鋳鉄はもろいから厚手になって矢鱈図体がでっかく場所塞ぎ
8)初期の蒸気機関車

9)初期の変電所再現モデル

10)初期の市電運行風景モデル

11)鋳鉄コーナーが気に入りました

鐘の鋳型
12)鋳鉄細工のベンチ

13)鋳鉄細工の小物、猫さん

14)ウサギさんとカエルさん

15)鋳鉄小動物のショーケース

産業技術博物館にしては可愛らしい展示品
その他色々の展示物は、似たり寄ったりだったりピンボケだったりで没

16)片隅にフーコーの振り子

上野の科学博物館にも立派なフーコーの振り子があります。


毒ガスといえば、うさぎ島と呼ばれる大久野島の施設を思い出します。
鋳鉄の作品、細かい!いくつかのパーツに分けて作るんでしょうね。
蒸気タービンがとても大きくてビックリ…
ベンチの鋳物も精巧です。店から張りだしている看板なんかも、鋳物製がありそうですね。
でも、猫とかこんな細かい鋳物があるなんて、きっとかなり細かい砂を使ったのでしょう…
もう一度、科学博物館とかちゃんと見なくては…
と、思いました。 <ののちゃんより>
日本の「地中海」瀬戸内海は、島々と入り組んだ水路のせいで
軍艦の基地も多かったようです。
前に紹介した吉村昭の「陸奥爆沈」にも色々島の名前が出てきました。
今は「ウサギの楽園」として観光地になっている大久野島
ずっと平和でウサギさんがノンビリ暮らせますように
鋳鉄のウサギさん可愛かったですよ
作り方はわかりません。
でも、産業技術博物館に展示、ってところが、ちょっと面白いかな
そこら中に残す必要はないですから
やっぱり展示しておくのは大切だと思います。
そうそう、今でも鋳物の看板は実際に使われています。
そのうち、いくつかまとめてアップしましょうかね。
上野の科学博物館、面白くて大好きです