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堯之さんは僕に何もしてくれなかった

2016年02月07日 | タイガース・GS

井上さんシリーズ、番外編です。

以前から、ずーっとよくわからない?と思っていたことがありました。賢明な皆さんは、とっくにご存知だったのかもしれませんけど・・・

井上バンドがジュリーの元から去っていった時にジュリーが「堯之さんは僕に何もしてくれなかった。」といって泣いたそうです。

私はこれが今まで、どうにもよく理解できませんでした。井上さんは、PYGが自然消滅したあとも、ずーっとジュリーのバックバンドとして、ジュリーを支え 一緒に活動していてくれたではありませんか。「何もしてくれなかった・・・」それはどうして?

今回、井上さんを検索していて 次の井上さんの言葉をみつけました。そういうことでしたか・・・。


 結局、僕が自分の力を発揮したのが、映画とか
沢田以外の場所だったから、沢田はそれが辛かったみたい。
 他局に行くと僕は楽しそうにギター弾いてる訳だから(笑)
 僕自身が1番辛かったのは、居るだけで彼に貢献出来なかった
 こと。曲も時々しか作ってやれなかったし。
 別れ際に言われました。 

堯之さんは僕に何もしてくれなかった!


居るだけだったということですか・・・

それはともかく、私はタイガースのファンになる前は、5歳年上の従姉妹のお姉さんの影響でスパイダースの音楽を聴かされました。1966年「風が泣いている」「夕陽が泣いている」とっても好きだったな~  

      

「チビのジュリー」ってどんな曲??    

マチャアキの声はそれまでになく個性的で、印象的でした。私は小学生でしたが、それまでの土着的な歌謡曲の世界とは確かに違う、斬新な新しさとカッコよさを感じました。しかし、作曲は歌謡曲の浜口庫之助先生だったんですが。それまでの歌謡曲を一気に古臭く感じさせました。

スパイダースはあくまで曲が好きで、タイガースみたいには夢中にはなりませんでしたが、この曲の印象的な物悲しいイントロは、今でも聴くとキューンと切なくなります。井上さんのギターだったんですね。実はジュリーよりも先にファンだったんだ!と50年ぶりにわかりました(笑)

 

 公園の寒桜

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