空き地一面に草丈1.5mを超えるキク科の植物が埋め尽くしているのに出会いました。
綿毛が生暖かい風に乗って飛んで行きます。
猛暑は猛暑なのですが、11日、12日よりはしのぎやすいので岩神町の養田鮮魚店へ魚を買いに出かけた時に出会ったんです。猛暑の風景です。
アレチノノギクかなと思って近づいて見ると、小さな花に白い短い花弁が出ているのが見えました。アレチノノギクではなくて、ヒメムカシヨモギみたいです。以前、この二つの草があまりにそっくりで区別ができないでいたら、「花をよく見てください、ヒメムカシヨモギの方が小さくて5㎜ほど、花の外周に白い舌状花が目立ちますよ、オオアレチノノギクには舌状花がほとんどないですから、そこで見分けてください」と、その道に詳しい方から教わったんです。
広瀬川の相生橋の上から青い赤城山の姿が見えていました。正午の気温は35.4℃、最高気温はその直後の35.9℃、北寄りの風も吹いていて、前二日に比べると別なまちにいるような気がしました。
お盆を迎えましたが、前橋は新型コロナウイルスの感染者の増加も顕著でなく、静かなお盆です。
COCOは朝から。仰向けで昼寝態勢、でもね右の瞼がちょいと変なんです、垂れ気味で左右の眼の大きさが違っちゃっています。触っても違和感ないし、嫌がりませんので、しばらく様子を見ます。
右は、ユキ子さんのところへ届いた暑中見舞い郵便です。チカチカ星が光る夜空を男の子と女の子が見上げています。右上のポッチを押すとオルゴール音が流れます。井上陽水の少年時代です。飲み友達の藤子不二雄Ⓐが企画・制作した映画の主題歌として頼まれて作ったって話をどこかで読んだな。監督は篠田正弘でしたいね。懐かしいな。歌に出てくる花は「風あざみ」、実在しない、陽水の想像の世界の花だいね。
で、昨日も無理しないで暮らすことにしたんです。うち遊びは料理、冷たく冷やして食べる料理を夕食用にのんびり作ろうって作戦にしたんです。まずは茶碗蒸し、プレーンなのを作って冷蔵庫で冷やしておきました。COCOも退屈げ、居眠りとあくびの繰り返しです。
ユキ子さんは伺う先を減らしたようですが、どうしても伺わなくてはいけない新盆参りに出かけました。私は自分自身の健康問題もあるものですから、新盆参り総て失礼して、手紙でお詫びしてすませました。こういうこと一つとっても、「指針」がないので自分で考えてやるしかないんですね、万一判断を間違っていたらと心配しながら…。
帰省の問題に限らず、国民が知りたいことに、知る必要があることについて沈黙し、言いたいことだけ言っている政府や東京都知事、政治家の皆さんは変ですよね。東京都医師会長が怒る気持ち分かるな。
ユキ子さんを見送ってから、岩神町の養田鮮魚店まで出かけたときは曇り空になっていました。
少し前から、諏訪橋と比刀根橋の間の広瀬川遊歩道の川岸の柵に板が取り付けられているのに気づいていました。板には「MIZBERING」「上に乗らないでね」というシールと、川岸のカフェのカードが貼りつけられています。
これは、「広瀬川河畔緑地の新たな使い方に関する社会実験(広瀬川ミズベリング)」の一環らしいです。
社会実験の趣旨・目的には大賛成です。その必要性も大いに認めます。でもね、この板さ、あまりに安っぽいよね。使い勝手も決して良くないよね。設置されてから使っている人をまだ見たことないものね。そして、今日、空きペットボトルが放置されてるのを見っけました。
実験であっても、「素敵!」とか「おしゃれ!」とか、感嘆するような仕掛けが欲しいよね。ちゃんとデザイナーさんに参加してもらっているのかな。大好きな川岸の風景を邪魔する目障りなものでは実験にならないのではないかと心配だいね。少し辛口だけど、期待しているので言っちゃいます。
なんて思いながら自転車のペダル踏んでいたら、ヒメムカシヨモギに占拠された空き地に出会って、頭上にはヨウシュヤマゴボウが枝垂れてきてたんです。ヨウシュヤマゴボウも広瀬川沿いの道端ですが、社会実験に参加しているわけではないようです。
養田さんちでは、渡り蟹とカサゴを分けてもらいました。渡り蟹はガザミという蟹です。蟹は種類によっては秋がおいしいとか、冬が旬とか、食べる時期が決まってるのが多いのですが、ガザミは一年中おいしく食べられるカニなんです。年中、旬なのです。
夏草に覆い隠されて流れが良く見えなくなった風呂川です。でも、目を凝らすと、イタドリやヤブマオウなんかの向こうに光りながら流れる水を見ることができます。夏だいね。
帰り道、風呂川見て、青井食堂でイワシフライの定食で遅い昼食、居合わせた顔なじみさんとおしゃべりしてました。そして、朝見た暑中見舞い郵便の話をしたら…
夏が過ぎ風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された私の心は夏模様
囁くように口ずさんでくれました。
家に戻って料理の仕上げをしました。
写真は、ユキ子さんの両親へ届けた分です。右は、蒸したワタリガニ、お二人で一杯を分けっこしてもらいます。
届ける料理を仕上げてたら、COCOが昼寝をやめて食堂の私の椅子の上から眺めてました。机に上がってはいけないということは、どうやら覚えてくれたようです。上がりたいみたいですがこらえていました。
遊んだ結果の夕食です。冷製茶わん蒸しは銀餡がかかっていて、モロヘイヤを載せています。蒸し渡り蟹です。それから、半白胡瓜、オクラ、シメジの酢の物です。半白胡瓜はさっと熱湯をくぐらせてから冷やすと美しい薄緑色、それにパリッとした食感がとても良いです。
冷たくした煮物は、長芋の白煮、茄子の翡翠煮、鞘隠元、それと牛筋の煮凝りです。刺身は、鮪の中トロとカサゴ、カサゴには干したての梅で作った梅びしおで味付けました。そして、山東菜の煮びたしです。
椀代わりに梨の水キムチです。ご飯は黒豆増量の十六穀米でした。
酷暑対策のうち遊びの結果、ちょいときれいで品数の多い涼しい夕食になりました。
8月13日の体温 7:00 36.6℃ 12:00 36.7 22:00 36.6℃
血圧 最高 115 最低 56
今朝の体温 7:00 36.6℃
猛暑が続いてますけど、苛つかずにのんびり参りましょうぜ…
若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。
これほどのお料理を作り、ココちゃんのお世話も。
お元気な様子、嬉しいです。
ココちゃんは聞き分けの良い子ですね。
こらえて椅子にいる様子がいじらしく可愛いです。
この暑さ
今もJAファーマーズ朝日町店でお会いした二人の方から、「お元気そうで…」、「すっかりお元気になられて…」とお声をかけていただいてきました。ありがたいことです。でも、お盆明けにはまた全身検査、手術15ヶ月後の定期検診です。どういう診断が出ても、きちんと対応できるようにしっかり身体づくりをしているわけで、元気でないと困ります。今日も12時からはDroitへトレーニングに行ってきます。
COCOは本当に扱いやすい猫です。キキを保護したときとは大違い、別な動物ではないかと疑いたくなります。本当は猫でないのかもしれません。
我が家のメイ太は私だと怒らないので、
時々テーブルの上に上がって来ます。
「茗荷+茄子⁺紫蘇」のしば漬けを試してみました、
どんな感じになるか楽しみです、
しば漬けは「紫蘇⁺茄子」が始まりだったと、
京都・嵯峨野の老舗の漬物屋さんが言ってました、
現在流通して居るには「近代のしば漬け」ですと、
美味しければいいんですね(^^♪
お利口かどうかは別として、COCOは扱いやすい猫です。いろんなことへの対応がシンプルで、分かりやすいです。ですから夜泣き対策もうまく行っています。ありがたいことです。
漬物屋のしば漬けは、ちゃんとした乳酸発酵食品でもシソとナスが基本で、稀にミョウガが入っていますね。ただし、私が読んだ大原の農家のおばさんたちの話では、シソ、ナス、キュウリ、ミョウガが標準で、更にシシトウ、カボチャ、ウリなんかも入れていました。商品でない、農家の自家用の漬け物であれば、夏場に菜園で採れる野菜で使えるものはみんな使っていたであろうことは想像に難くないです。暮らしって、そんなものですよね。
いろいろお試しください。