前橋の郊外は田植えの真っ盛りです。二毛作をしている前橋の田んぼは麦の収穫が終えると大急ぎで田植えになります。昨日、西片貝町から下長磯町にかけての田んぼを見て回りました。
代かきを終えた田んぼには苗が運ばれてきています。この苗を田植え機で植えて行きます。それでも、手作業があります。水があるから涼しげに見えますが、炎天下の田んぼはものすごく暑いです。昨日も午前9時には30℃を超えていました。とんでもない猛暑の中での田植え、大変です。
田植えが済んだ田んぼです。向こうの田はまだ田植えの最中です。、早苗の間に鳥の姿、ムクドリの幼鳥ですね、エサ取りに来ているんです。
代かきを終えた田んぼ、水面に青空と白雲が映っています。遠い榛名山の山並みも映っています。これから田植えを始まるところでした。二羽のセキレイが飛び交っていました。
こちらの田んぼは田起こしが終わって水を引き込み始めたところです。水が行き渡ると代かきが始まります。田植えはまだ少し先ですね。近くの休耕田にはカルガモがいました。
このあたりの田植えは、あと一週間ほど続くと思います。異常な猛暑の田植えになっちまいました。気を付けてくださいね。枝豆畑にも出会いました。まだ収穫には間がありそうです。9時半に家を出て、1時間半ほど田植えの風景を見て回りました。これで、昨日の屋外活動はここまで、まだ暑さになれていないものですから。
家に戻るとCOCOは二階のベットの脇の床の上、横倒しで昼寝をしていました。エアコンの入っている居間でなく、暑い部屋で過ごしています。午後のわたしは、ナスとキュウリに遊んでもらいました。
ヘタを取ったナス38個(約2900g)、種を抜いたキュウリ18本(約2200g)、シソの葉2束分(約750g)、新ショウガ(約450g)、合計約6300gの野菜です。下ごしらえを終えた状態、これから刻んでしば漬けの漬け込みです。
ナスもキュウリも刻んで漬けこみます。ナスは1個を約40片に、キュウリは1本を80~100片に刻みます。このぐらいの量でも包丁で3千回以上切ることになります。昔、20㎏ほど漬けたら右肘に激しい痛み、整形外科へ行くと「腱鞘炎」の診断、「テニスのし過ぎですか?」と問われて、「いや、ウエッジで地面を強く叩き過ぎちゃいまして…」などと真っ赤な嘘ついちゃいました。信じた医師が作ってくれた治療と予防のためのベルト、昨日も右腕に装着して包丁を使っていました。
刻んだ野菜を層状に振り塩しながら桶に漬けて行きます。昨日は8層に漬けました。塩は野菜の目方の5%がメヤス、おしまいは体重をかけてしっかり押してあげます。詳しい漬け方は、2017年6月29日の記事をご覧ください。朝日新聞に連載した「ヒゲおじさん厨房に入る」で紹介した時の記事は、2008年7月18日です。
作業を終えて見ると、COCOが2階から降りてきていて、離れた床の上に寝そべって私のしば漬け漬けこみ作業を見物していました。片付けを済ませて、シソジュース片手にPCの前に座ったら、すぐに膝の上に乗ってきちゃいました。しばらく、あたしの膝の上で遊んでいました。
夕食は、ゆで豚と茹でイカと野菜の盛り合わせです。野菜はピーマン、シメジ、オカヒジキ、サヤインゲン、トマト、青じそです。ゴマダレを用意しました。それと、イサキの醤油焼きと小松菜の柚子こしょう和えです。
それから、茹でナスにおろしショウガ、汁はオクラと青じそ、昆布出汁の冷たい汁にしました。急な暑さを乗り切るために、肉も野菜もしっかり食べて行かなくてはなのです。
昨日も最高気温は35.5℃で猛暑日でした。今週はずっと猛暑日が続くという予報です。前橋気象台は猛暑の25日、「熱中症警戒アラート」を出しませんでした。言い訳は「アラートが出なくても、気象庁ホームページで体調管理への注意は呼びかけている…」(毎日新聞)とのこと、一般的注意で事足りるのであれば、「暑さ指数」の運用などやめた方がいいと思います。みなさん知ってますか、「暑さ指数」って。
三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい。