リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

ワイヤー末端半田付け処理

2011年08月12日 | 自転車パーツ等

今日はワイヤーカッターが届くはずだったのだが、まだ未着である。
本来、ワイヤーカッターが届いてから実験するつもりだった、”ワイヤー末端半田付け処理”を(暇なので)
やらざるを得なくなってしまった。

さて、ワイヤーの半田付け処理は結構難しい。
最初、何も知らずにやってみたところ全く歯が立たなかったので、ネットでいろいろと調べてみると。

ワイヤーはステンレスなので、専用の半田が必要。
古いワイヤーは表面の汚れ、酸化皮膜等をしっかりと除去しなくてはならない。

との事でまずはこちらでステンレス用の半田を探したのだが、アマゾンでもホームセンターでもみつからなかった。
ステンレス用のFLUXも見当たらないので、仕方なく、
(日本ではダイソーでも売っているとのことだが・・・)



上のFLUXを購入。
半田は”LEAD FREE”、これもステンレスにはつきにくい様だ。

そして、”表面の汚れ、酸化皮膜”を除去するために、塩酸入りの洗浄剤を購入。




日本の”サンポール”と同じようなもの。




汚れたワイヤーを洗浄液に浸けると発泡して、どんどん汚れが落ちていくのが判る。



太さは違うワイヤーであるが、上が洗浄前、下が洗浄後。




洗浄前の拡大写真。



洗浄後の拡大写真。
それにしても結構きれいになるものだ。




そして、それぞれをFLUX無し(半田に入っているFLUXのみ使用)で半田付けしてみると、洗浄前は問題外!
洗浄後も、若干半田は付くがやはりまだだいぶ弾く。


そして、FLUXを塗布。




その後、半田付けをすると、半田がワイヤー内に吸い込まれるような感じになる。
素人の私でも何とか、”末端処理”と言えるくらいの出来上がりとなった。?
(洗浄しないほうは、FLUX処理しても全く半田が乗らない)

基本は、”表面をきれいに処理する。”、”それなりのFLUXを使用する”これが重要な様だ。

ワイヤーの末端だけきれいにしてもしょうがないだろう!と言われそうであるが、古いワイヤーでもほつれ
させること無く再利用することが出来るというメリットを狙っているのだ。


本当は、下の写真の様に仕上げたかったのだが・・・


何という美しい出来だろう。全てにおいて完璧だ!

http://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/6f320f251d433f340eef1fd20084a8e1

KINOさんのブログから無断借用。

すいません、サンポールも先端処理も全てKINOさんのコピーです。

さて、天気のほうであるが、日曜日に晴れる予定だったが、月曜日に延期となった。
これだけ降るのも珍しいと思っていたところ、グラスゴーでは記録的な降水量とのことだ。

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