もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

厳島神社御烏喰式Ⅱ

2012年06月14日 | 歴史探歩

 続いて包ケ浦神社に向い、神烏に朝御食(あさみけ)をお供えする。
包ケ浦神社は厳島七浦の外神社だが、御師、講中とも遙拝する

 手前側の岩上に白く見えるのが朝御食(あさみけ)。
この日この場所には神烏は現れなかった。

 

 向こう側御師の船と、我々講中の船はこの状態。まさに至近距離で行事は執り行われる。
第2の拝所:鷹巣浦神社で遙拝の様子、第3拝所:腰細浦神社も同様に遙拝する。

 

 第4拝所:青海苔浦神社では2回目の上陸、全員で参詣する。

 

 御師(鳥居の中)は祝詞をあげ、令人は雅楽を奉納する。
青海苔神社は陸路はなく、此処にお参りするには海路からしか道はない。

 

 神烏がおわす養父崎神社が近づいてきた。
この沖に海水で練ったしとぎ団子を神烏にお供えする、クライマックスが待っている。

 

 これが神烏にお供えする“しとぎ団子”
俵の上に6個のしとぎ団子が乗せられ、海に浮かべる。
 御幣は海風にたなびき、令人の吹きならす笛の音が海上に流れる。

 

 来た!!! 令人の吹きならす笛の音を待ち切れずに“神烏”の登場である。
この後神烏は“しとぎ団子”を咥えたのであろうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 厳島神社御烏喰式Ⅰ | トップ | 厳島神社御烏喰式Ⅲ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史探歩」カテゴリの最新記事