もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

孝明天皇 後月輪東山陵

2024年03月22日 | 御陵印

孝明天皇陵は、後堀河天皇陵と同じく泉涌寺に付属する形で存在する。

 

後堀河天皇陵からさらに奥に進むと、数分で砂利広場に到達するが、そこが孝明天皇陵墓である。
お馴染み宮内庁の表示盤があった。

 

板塀と板の開き戸があるが、神明鳥居は見当たらない。
この塀の奥が参道で、左手側が陵墓の正面にあたるようだが、完全に仕切られていてこちら側からは通り抜けできなかった。

 

陵墓の形も確認できないが円墳であると言われている。
板塀が切れて、石の玉垣が巡らされている処が陵墓であろう。

 

孝明天皇は在位21年、36歳で崩御された。
平安京が皇居であった最後の天皇で、在位期間は世情騒然とした幕末であった。
死因は天然痘と言われているが、回復途中の急逝であったことから他殺説も根強い。

孝明天皇の御陵印である。

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