日本の築城は壮大な土木・建築の集大成。
右手側から上方に伸びる石垣は、地形に合わせて曲がりくねり、そして昇っていく。
このような石垣を昇り石垣と言うらしい。閑谷学校の石塀もこの形式ですよね!
更に石垣の左側は縦に堀をめぐらし、より堅固な城壁としている。
自然石を巧みに配し且、不規則な階段で敵の進撃速度を減じている。
仰ぎ見るのは彦根城自慢の天秤櫓。
天秤櫓に向かう橋、籠城合戦時にはこの橋を落とし、敵兵を寄せ付けない。
井伊の殿様になった気分で、彦根城下を睥睨する。
上の写真の光景をオイラが視線に捉えている処です。
時鐘櫓、創建当初は太鼓が時を告げていたが、城下に届かなかったため鐘に置き換えた。
この日は正午の時報を合図に鐘を撞き始めた。
彦根城の石垣はほんに穴太積みでした。
大きな石の周囲を細かい石で固める、穴太流がよく出ている。
写真提供:船橋市在住のKさん