午前11時半頃にお買い物自転車で妙典へ映画を見に出かける。
途中で、トップページレポート用に季節ものとして、本塩の豊受神社と妙典三丁目の春日神社でイチョウの木を写す。芽吹き初めぐらいの様子を今年は写したいと思っていたが、もうすっかり若葉に覆われていた。
昼飯は妙典高架下のCoCo壱番屋で完熟トマトとあさりとほうれん草のカレー1辛。
妙典のワーナーマイカルはそこそこ賑わっていた。10周年感謝ディの料金1,000円といっても超満員というほどではなかったが。
見た映画は「鴨川ホルモー」。
ナンセンスコメディーで面白そうに思えたから見てみたいと思った。そこそこ楽しめたが、予想(期待)したのとは違っていた。
ナンセンスなギャグ中心の最初から最後までずっと笑える話かと思っていた。そうしたものというと、自分が小学校低~中学年のころ(昭和40年代前半~中ごろ)にテレビでやっていた赤塚不二夫原作のギャグアニメ - 「おそ松くん」や「もーれつア太郎」を思い浮かべる。それが子供の頃、最初に見たナンセンスなギャグの作品だからだ。そうした徹底的におバカな内容でラストまで突っ走る話を期待していた。「鴨川ホルモー」は荒唐無稽でおバカな内容だけど、そこに青春ドラマっぽく恋愛ものの要素が入っていて、主人公が恋に悩む部分は退屈だった。そこが期待と違ったところ。
面白かったのが栗山千明が演じたヒロイン。おかっぱ頭で黒ぶち眼鏡姿(劇中では「大木凡人みたい」と言われていた)の理学部の学生。がり勉、色気なし、野暮ったい理科系女子学生のステレオタイプなイメージをデフォルメしたものだろう。自分も理科系だけど、25年あまり前の大学生のときは、確かに一風変わった雰囲気の女子学生はいたように思うが、ここまで極端な人はいなかった。もう一人の芦名星がやっていたヒロインは、見た目は清楚で上品な女子学生。こういう女子学生は今はどうか分からないが、その頃はだいたい文学部と相場が決まっていた。
面白いと思ったのは栗山千明の外見ではなく、しゃべり方。聞いていて、前にもどこかで聞いたようなと思ったら、「あっ!あれだ」とすぐ思い出した。男口調でストレートにものをいうところが、「スタートレック・ヴォイジャー」の(もちろん日本語吹き替え版での)セブン・オブ・ナインだったのだ。
見終わって帰ってからは家の中を片付けたりして、そして写してきた神社のイチョウの画像でトップページレポートを更新。
あとは、家にいるときは録画した番組を見るのに費やす。とにかく見るようにしないと、どんどん溜まっていく。