今度発売されたM・ペトルチアーニとN・H・O・ペデルセンのデュオ・アルバムは1994年4月18日、デンマークのコペンハーゲン・ジャズハウスでのライムの模様です。
これが出ると知った時にはこれは凄いと驚きました。集録曲は2枚組みで15曲で、それがつぎの曲です。
ディスク 1
1 All The Things You Are
2 I Can't Get Started
3 Oleo
4 All Blues
5 Beautiful Love
6 Someday My Prince Will Come
7 Billie's Bounce
8 Autumn Leaves
ディスク 2
1 St Thomas
2 These Foolish Things
3 Stella By Starlight
4 Blues In The Closet
5 Round Midnight
6 Future Child
7 My Funny Valentine
魅力的な曲がたくさんで、このたび発売されるのは完全発売だそうです。
絶対欲しいとペトルチアーニを聴いて予習までしましたが、ハッと気がつきました。ペトルチアーニとペデルセンのデュオもっていた筈です。
じつは私の持っているアルバムで、「CONCEERTS INEDITS」というペトルチアーニのアルバムがあります。
このアルバム、ドレフェスから出たアルバムで、ぺトルチアーニがソロ、デュオ、トリオでのコンサートの模様です。
何時の録音と思って見ていると、これが1994年の同じ録音日です。
違うのは完全でなくて、今回発売のものより曲目が少ない、今回新しいものはここの6曲でした。
ディスク 1
1
2
3
4
5
6
7
8 Autumn Leaves
ディスク 2
1 St Thomas
2 These Foolish Things
3 Stella By Starlight
4
5 Round Midnight
6 Future Child
7
ということで全15曲中6曲が未発表曲ということになるのでしょう。
このコンサートの模様はすでに聴いていて、ペトルチアーニのデュオということでとても面白いと書いたことがありました。
ペトルチアーニはソロで弾くと個性が確り出るし、トリオでは完全に3人が一体に太刀打ちした状態ですばらしくなります。
その点デュオの相手を務めるベーシストはなかなかいないと思っていたのです。
そのペトルチアーニの相手としてペデルセンが録音していたことで、このときの演奏は3枚の組み合わせの中でも、とても意義深いものだったと思っていました。
今度おさらいして聴いてみても、とてもすばらしい演奏で、新たに購入された方も納得しているだろうと確信します。
3曲目から4曲目“Oleo”から“All Blues”に移る時の演出などオールドなJAZZファンにはたまりません。
ベースの録音もいいし、ピアノもペデルセンをとても意識した抑えた感じがとてもいい、(ペトルチアーニ時々爆走してしまうプレーがあります。)
ジャズの良い味が出たアルバムでした。
ところが、残りの6曲のためにCD2枚組を購入するか新しい悩みが生まれてしまいました。
このアルバムとダブッていることをきずかずに新しいものを買っていたら、たぶん不満を持ったと思います。
コンプリートの意識はあまりない私、残りの曲を購入するか悩みます。
ペデルセンの新しい音源もないので、いいかなともおもいますが、その資金新しいものに向けたくもあり悩みが出来てしまいました。
残りの曲もとっても欲しい、だけど一枚分は十分に持っているし、たぶんおいしいところを聴いたような気がするので今回は我慢です。
新しい6曲が特に良かった時は、どうぞお知らせください。
Concerts Inedits disc2 / M・Petrucciani
Michel Petrucciani p,
Niels Henning Orsted Pedersen b
1 All The Things You Are
2 I Can't Get Started
3 Oleo
4 All Blues
5 Beautiful Love
6 Someday My Prince Will Come
7 Billie's Bounce
8 Blues in The Closet
セコいことするなあ。。
完全未発表音源です。完全に未発表な曲があるってことでしょう。
気がついてよかった。でもいいですよ。
私は違うアルバムへ行くことにしました。
不完全未発表音源、でしょ。
24ビット、リマスターで、音は良くなっている
みたいですが、買い直す必要は、ないですよね。
ペデルセンはやっぱ、「The Eternal Traveller 」
でしょうね。
どうやら買わなくて良かったみたいです。
ペデルセンの音源もそろそろ出尽くしでしょうか。