JAZZ最中

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ファラオの文脈  live... / PHAROAH SANDERS

2016-07-20 21:01:06 | 聞いてますCDおすすめ


あちこち眺めていたら、ファラオ・サンダースが無性に聞きたくなった。ファラオ・サンダース名義のアルバムは「KARMA」をLPで持っているだけだからよさそうなCDを買ってもいいかと中古屋さんで選びました。「KARUMA」は随分昔に記事にしているけれど、結構真面目に書いていて、作品は褒めているけれどきじは面白くない。今度のはお気楽にいこう。

1音目からファラオの雄叫び、それもスピリチャルなリズムにのってカッコイイ。
ファラオを効かなくなっていたけれど、凄い人気なことは知っていた。人気の理由はこれだったのかと納得です。
2曲目はトレーンの演奏で有名な“Easy to Remember”を同じようにバラッドで、ここらへんも上手い選曲です。
3曲目は聞きやすいブルース、はっきりしたフレージングのヒックスのピアノがこのカルテットをまとめていると解ります。
カリプソの入った4曲目、シンプルな形態の演奏がライブを落ち着かせます。
最後がシンプルなテナーのメロディから、もちろんファラオの咆哮になっていく21分越えの演奏。
ずっと聞かなかったファラオで忘れていたけれど、これほど解りやすい演奏だったとは、ファラオの文脈がたどれたようでこれは良かった。



live... / PHAROAH SANDERS

Pharoah Sanders (ts)
John Hicks (p)
Walter Booker (b)
Idris Muhammad (ds)

1. You've Got to Have Freedom
2. Easy to Remember
3. Blues for Santa Cruz
4. Pharomba
5. Doktor Pitt

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