JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

新たなる始動    TRIO / WASILEWSKI/ KURK・・・/MISKIE・・・

2007-01-02 15:44:21 | 聞いてますCDおすすめ
2007年 明けましておめでとうございます。
本年も どうぞよろしくお付き合い、お願い申し上げます。
皆様は、新年をどのようにお迎えの事でしょう。

まずは昨日のおせちはいかがでしょうか。奥さんの手入りです。





今日2日は年老いた母が住む神奈川の海がある町にお年賀に行ってまいりました。
息子2人も一緒に美味しいお寿司をご馳走になりました。










2007年の一番なので、すこし気合の入ったものにしようと、昨年暮れに準備しました。すこぶる評判が良いのに、何故か入手していなかった1枚は、新春の静かな空間にぴったりです。





以前記事にした“HABANERA”と違うのは、RAINBOW,エンジニアがJan Erik KowgshaugでたぶんSTANWAY-model Dでしょう。ピアノ、ベース、ドラムの音が空間をさまよう感じは似ていますが、より広い間を感じます。トリオとしての一体感が加わって、レインボーの魔法にかけられたのでしょう。
1曲目から2曲目、深く降りてくるようです。bjorkの曲で主張をはっきりしているようです。5曲目W.SHOTERの“Plaza Rial”という選曲はどのようにしてできるのでしょう。この美しいシングルトーン、私WRの“プロセッション”を聴きなおしてこのような演奏を出来るミュージシャンに畏敬の念を覚えます。
8曲目“Sister's Song" このシスター美しくやわらかく表現されていますが、いえいえしっかり主張がはっきりしていて、私が知っているシスターを感じます。wa
silewskiの唸り声も特別大きい。
10曲目の“Free-bop”はキース・ジャレットのトリオを思わせる曲でKurkiewiczのベースソロに入るところの、ピアノのバッキングとドラム、このアルバムの名がTRIOとなっているのがうなずけます。
11曲目のフリーに近い曲でも、このピアニストのハーモニーの感覚は安定しています。12曲目の“ENTROPY”に発展していく感じです。
すごく落ち着いた新年になりました。内相的な“HABANERA”も良いアルバムです。でもこの“TRIO”というアルバムがECMで録音された事で、これから先もECMから新作が出ること想像でき、素晴らしい歓びが訪れるだろうと予感しています。

TRIO / simple acoustic trio

Maarcin Wasilewski piano
Slawomir Kurkiewicz double-bass
Michal Miskiewicz drums

1 Trio Conversation
2 Hyperballad
3 Roxana's Song
4 K.T.C
5 Plaza Real
6 Shine
7 Green Sky
8 Sister's Song
9 Drum Kick
10 Free-bop
11 Free Combinations For Three Instruments
12 Entropy
13 Trio Conversation


コメント (16)
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