goo

天から与えられなければ、人は何も受けることができない

天から与えられなければ、人は何も受けることができない
(ヨハネによる福音書3章27節)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『なぜ東急沿線に住みたがるのか』(読書メモ)

永江朗『なぜ東急沿線に住みたがるのか:「ブランド路線」再考』交通新聞社新書

東急沿線に40年住んでいるフリーライターの著者が語る東急沿線の魅力

僕も浪人時代と20代に東急沿線に住んでいたので面白かった。

ちなみに、東急沿線といっても、昔からある「東横線」「大井町線」「池上線」「多摩川線」「目黒線」に比べて、新しく開発された田園都市線の梶ヶ谷から中央林間まではちょっと「人工的」な街である。

永江さん的にも、お住まいのある「奥沢」をはじめ、「大岡山」「等々力」「自由が丘」周辺がおすすめらしい。

魅力の一つは人間関係

「東急沿線の場合は下町ほど濃密ではないし、京都ほど気を使うわけでもない。でもまったく無関心でもない。この「ほどほど」の距離感が快適なのだと思う」(p.80)

ちなみに、戦前は、京急、京王、小田急も昔は東急(東京急行電鉄)だったという。

これには驚かされた(僕は2年間だけ「東急総合研究所」という会社で働いていたが知らなかった…)。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『いとみち』(映画メモ)

『いとみち』(2021年、横浜聡子監督)

高校生の相馬いと(駒井蓮)は、津軽弁がきついためか、引っ込み思案な性格。小さい頃から続けていた三味線も最近は弾いていない。

ひょんなことから、青森のメイドカフェで働くことになったいとが、いろいろな人との交流を経て成長する物語。

えっ!メイドカフェが舞台?」と思ったけれども、かなり沁みる映画である。

特に、いと役の駒井蓮が上手かった。

監督は『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子さんだが、「本領発揮」という感じである。

一人一人が持つ「個人性」を発揮して生きることの大切さが伝わってきた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。

わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。
(イザヤ書46章4節)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『テスラ:エジソンが恐れた天才』(映画メモ)

『テスラ:エジソンが恐れた天才』(2020年、マイケル・アルメレイダ監督)

『エジソンゲーム』にも登場していた「直流vs交流」戦争の相手である天才テスラ。主演のイーサン・ホークはちょっと無骨すぎるように思えたが、不器用そうなイメージなところはピッタリかも。

淡々と進むストーリーの中で、最後の方でテスラが歌い出すシーンなど、演出が奇抜である。

超天才のイメージがあるテスラから発せられた次のセリフが印象的。

「矛盾しているようだが、人は学べば学ぶほど、絶対的に無知になります
悟りを開いてこそ、己の限界に気づく」

知識」より「悟り」が大切だという考え方にグッときたが、テスラの生き方はその逆であるような気がした。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『ハスカヴィル家の犬』(読書メモ)

コナン・ドイル(延原謙訳)『ハスカヴィル家の犬』新潮文庫

ホームズ・シリーズの最大の長編。

イングランドのハスカヴィル家は、準男爵家。しかし、先祖の悪行が祟り、魔の犬による呪いにかけられている模様。

そのハスカヴィル家の当主が殺され、捜査を依頼されたホームズと、それをサポートするワトソンが活躍する物語。
(どちらかというとワトソンが頑張ってる

ホームズ・シリーズの味付けは、ワトソンの恋である。今回も、ハスカヴィル家の近くに住む昆虫学者の妹に恋するのだが、それが物語に花を添えている。

犯人は「えっ!そうだったんだ!」という人物だったので、それなりに満足のいく作品だった。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて

すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競争を忍耐強く走り抜こうではありませんか
(ヘブライ人への手紙12章1節)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『80代で見つけた生きる幸せ』(読書メモ)

G3sewing(じーさんソーイング)『80代で見つけた生きる幸せ』KADOKAWA

電器の修理職人だったG3(じーさん)は、82歳でミシンに目覚め、おしゃれな「がま口バッグ」作りを始める。

そのきっかけは、娘さん(G3sewing=会社の社長)が、G3にミシンの修理をお願いしたこと。

ミシンがちゃんと動くかどうか確認するために、縫い方を教わったことからG3の心に火が付き「何か縫いたいなあ」と言い出す。

クリスチャンだった娘さんが聖書カバーを作ってもらい、その後も「何か作りたいな」というG3のリクエストでコースターを作るようになったG3。

「ポーチや財布などは、手持ちのものや100円ショップで買ってきたものを分解して、仕組みを理解自分でアレンジして設計図を作るようになりました。テレビやラジオの修理をしていたので、分解して仕組みを理解して設計図を作るのは得意なこと。こうして、誰にも教わらずに、メキメキと腕を上げていったのです。以前は、いつ行ってもベッドで寝たきりのような状態だったのに、ミシンに向かう姿が多くなり、気持ちも安定しているようです。」(p. 24-25)

そして、がま口バックを作る工房「G3sewing(じーさんソーイング)」が設立されることに。

何歳からでも新しいことができる凄い例だが、電器職人とミシンの距離が近かったことがポイントになっている。

自分が得意な事の周辺に手を伸ばすことで、新しい世界が広がるのだろう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

『グリーン ブック』(映画メモ)

『グリーン ブック』(2018年、ピーター・ファレリー監督)

この映画はすごくよかった。

1960年代のアメリカ。有名黒人ジャズピアニストであるドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)は、黒人差別の激しい南部へのツアーに行くことになり、腕っぷしの強いイタリア系白人トニー・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)を、運転手兼ボディーガードとして雇う。

ちなみに「グリーンブック」とは、黒人が泊まれる宿のガイドのこと。

ツアー中、さまざまな差別に遭う中で、黒人嫌いだったトニーと、教養のあるシャーリーの溝が徐々に埋まり、友情が芽生えるというストーリー。

マハーシャラ・アリの存在感が圧倒的だったが、ヴィゴ・モーテンセンもいい味出してた。

シャーリーがゲイであることがわかる場面で、トニーが放った「人生は複雑だよ」というセリフが心に響く。

複雑な人生を渡っていく上で、友情が必要になる、と感じた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

恐れてはならない。わたしはあなたと共にいる。

恐れてはならない。わたしはあなたと共にいる。
(創世記26章24節)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ